2017年新型日産リーフのスペック噂話まとめ

2017年9月6日と噂される新型リーフの発表まで残り3カ月。ぞろぞろと噂が出てきています。

以下に主だった噂話の要点を示します。原文、画像はリンク先を確認してください。

2017年6月5日 新型リーフの噂 NISMO EV ism

情報源は日産社内向けの説明会。ディーラーで聞いたか。

・バッテリーは40kWhになる。60kWhはなし。
・バッテリー製造元はAESC
・モーターの出力アップ (110 kW, 150 PS)
・プロパイロットはセレナより良くなる
・急速充電性能が上がる。30kWhと40kWhで時間変わらない?
・価格帯は現行モデルと同じくらい
・NISMOモデルがカタログモデルになる

2017年06月09日 新型リーフ OYONEのページ

情報源はディーラー。

・スタイルは不明(参考CGあり)
・バッテリーは40kWh
・航続距離は370 km程度
・モーターの出力アップ (110 kW, 150 PS, 320 Nm)
・車重1500 kg
・プロパイロット1.0
・ワンペダルドライブ可能。ノートより減速強い。
・急速充電80%に40分
・普通充電で6kW (200V 30A) に対応
・自動駐車アシスト
・遮音性が良い
・対抗機種はプリウスPHV Sナビパッケージ (366万円)

2017年6月11日 次期新型リーフ公式発表!?来月下旬にも関係者向け試乗開始か 価格.comクチコミ掲示板

情報源は雑誌記事の写真。ネットで見つけたらしい。記事はフランス語っぽいので私は読めません。
内容は上述のもの被っています。「現在までに明らかになってきた新型LEAFの情報をまとめて」いるそうなので、上記情報をもとに書かれているのかもしれません。

・バッテリーは30kWhと40kWh。製造元はAESC。
・現行モデルの24kWhバッテリーは5月末で製造終了
・価格は現行モデル同等
・急速充電性能が上がる。30kWhと40kWhで時間変わらない。
・NSIMOモデルがカタログに追加
・運転支援システムプロパイロット2.0
・自動駐車
・ワンペダル運転
・近未来的インテリア
・7月下旬にマスコミ関係者向け試乗会


以上の噂話とこれまでの噂話を比較すると、以下の点は確からしいのだろうと考えられます。

  • バッテリーは最大40kWh、航続距離は350 ~ 400 km
    過去の情報と合っているので確度は高いです。日産EV開発者への取材とエネルギー効率が現行同等と考えたときに、バッテリー容量と航続距離が対応しています。日産EV開発者への取材では2020年に航続距離 550kmとしていますので、マイナーチェンジで60 kWhモデルを出してくるのでしょう。
    日産がAESCの売却に際して、AESC製のバッテリーを継続調達すると報道されていた点とも対応します。LG化学製になるのは2年後でしょうか。
  • 価格は現行モデルと同等
    補助金を受けて約360万円が目標のようです。40kWhモデルがこの価格になるのでしょう。
    プリウスPHV Sナビパッケージという競合があることから、値段は上げられないでしょう。
  • 運転支援システムプロパイロット搭載 (セレナより機能向上がありそう)
    プロパイロット搭載は公式発表済みです。セレナより機能向上があるか、バージョンが1.0か2.0かは不明ですが、噂話で出ている自動駐車はありそうですね。プリウスにもインテリジェントパーキングアシストがありますし
  • ワンペダル運転
    ノートe-powerにすでに搭載されている機能なので、リーフでやらない理由がないでしょう。

あとは比較可能な過去情報がないので何ともいえません。
ただ、モーターの出力アップはあるかもしれないと思いました。2017年を目処にカルソニックカンセイが「次期リーフ」向けに開発していた電源制御ユニットが130 kWだったので、関連していそうです。電気は素人なのですが、回生ブレーキがモーターを発電機として使うものだと考えると、モーター出力向上は回生ブレーキの強化につながります。これはエネルギー効率の向上につながりますし、ワンペダル運転時の減速が強くなる話とも対応します。このあたり詳しい方は、ぜひ教えてください。
また、モーター駆動ならではの力強い加速を楽しめるようにするという観点もあります。こちらはTesla対策というか米国市場対策でしょう。米国の車は加減速が激しいらしいので。

最後に念のため注記しておきますが、この文章は噂話の寄せ集めです。何はともあれ、公式発表を待ちましょう。

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