ガジェットマニアとして気になっていた電気自動車日産リーフ。
ハイブリッドではなく完全な電気自動車として、一般人でもがんばれば手が届く程度の価格で発売された画期的な車です。三菱i-MiEVと並び2010年から販売されています。
新時代の幕開けを告げる挑戦的な車であるのですが、新しいものには困難がつきもの。すでに十分便利で安価なガソリン車があるところに、車体価格や航続距離に難のある電気自動車をわざわざ選ぼうという方は当初期待したほどいなかったというのが現実でした。よくわからないものは怖いということでしょう。
リーフが不人気車種であることで、中古販売価格も低廉に留まっています。そこで、中古車なら手が届くのではないかと考えてネットで情報収集を行いました。
電池の経年劣化の問題もあるので、安心安全のため日産公式の中古車サイトを利用しました。
発売から4年を経たH27年末の時点で、H23年式で電池セグメント残11、走行距離17,000kmのグレードG寒冷地仕様が150万円を切る水準にまで落ち込んでいましたので、購入を決めました。H27年末に新車のマイナーチェンジが行われて中古車の供給が増えているでしょうから、さらに価格が低下していることでしょう。
新車時に約400万円だったグレードGが、ずいぶんとお安くなったものです。
今回の中古リーフ購入に際して、以下の条件を設定しました。
(1) 予算150万円
(2) バックモニター付き
(3) 電池セグメント残11以上
(4) ステアリングヒーター、シートヒーター付き
(1) リーフはH24のマイナーチェンジで大きく改善されており、航続距離や快適性を考えるとマイナーチェンジ後のモデルが望ましいのは間違いありません。しかし、予算を満たすのは不可能になるので初期モデルを選択することになります。初期モデルなら新車登録から4年以上経過しており、かなり安くなっています。
(2) バックモニターは私が住んでいる建物が古い集合住宅で駐車場が狭いこともあり必要と判断しました。リーフはそこそこ車体が大きいですし。
(3) 電気自動車の最大のボトルネックである航続距離。そこに大きく影響する走行用のリチウムイン電池容量について、自分の使い方を考えると11セグメント(新車時は12セグメント)あれば十分と判断しました。80%充電時に下道を100km程度走れこと、高速道路で暖房を使っていても急速充電気がある次のサービスエリア(距離60~70km)まで到達できること、という条件を満たせば近場のドライブをする上で大きな不都合はないと考えました。
(4) ステアリングヒーター、シートヒーターは暖房の省エネ化に極めて重要な装備です。H24のマイナーチェンジで全車標準装備になったほどです。省エネ化はすなわち航続距離の増加を意味しますから、これはぜひとも入れておきたい装備です。
実際に購入したのは以下の車です。
価格:150万円(車体+手数料)+3.8万円(メンテプロパック:充電器使い放題に必要)
新車登録:H23/12
グレード:G、寒冷地仕様
走行距離:17,000km
電池セグメント:11
色:スーパーブラック
手続きは以下のスケジュールで行いました。
2015/12/13 (日) WEB見積もり
2015/12/19 (土) 中古車販売店舗にて現物確認、契約
2015/12/19 (土) 日産カード申し込み(ネット)
2015/12/25 (金) 日産カード申し込み手続き完了の通知(メール)
2015/12/25 (金) 印鑑証明、車庫証明等投函(レターパック)
2016/01/04 (月) 上記書類到着
2016/01/05 (火) 車庫証明提出(販売店が代行)
2016/01/06 (水) 日産カード到着
2016/01/12 (火) 車検証受領
2016/01/16 (土) 納車(販売店舗にて)
2016/01/16 (土) EVサポートプログラム申し込み
2016/01/22 (金) N-Link OWNERS登録(Carwings、EVアプリ利用開始)
2016/02/01 (月) 日産充電サービスカード到着 (1/30には郵便局に届いていた)