月別アーカイブ: 2022年4月

まったくの初心者にローコード開発を体験してもらうワークショップ Power Automate & Power Apps

プログラミングをしたこともなければ、Excelの関数もほとんど使ったことがないという方にPower AutomateとPower Appsを使ったローコード開発を体験してもらうワークショップの構成案を紹介します。

まず簡単な自動化を体験します。徐々に条件を複雑にして、実用的なアプリを作れるようになります。

Power Automateでメールを送ってみよう

メールを送る動作を自動化します。普段行う作業が容易に自動化できることを経験します。

Power Automateで決まった時間にメールを送ってみよう

メールを送る動作を予定したタイミングで実行します。ひとたびフローをくみ上げれば実行タイミングを自由に設定できることを経験します。

Power Automateで複数の条件に合うときだけメールを送ってみよう

条件分岐を学びます。関数を書くよりも、フローの中で視覚的に学んだ方がわかりやすいでしょう。「13日の金曜日」のように複数の条件に合致するときだけ動作するようにフローを書き換えます。

Power AppsからPower Automateを呼び出してみよう

Power Appsでユーザーインターフェースの作り方を学びます。すでにPower Automateで複数種類のトリガーによってフローを実行できると学んでいるので、新しいトリガーとしてPower Appsから呼び出すトリガーを導入します。フロー自体はすでに作ったことのあるメールの送信が良いでしょう。

Excelで関数の動作を経験しよう

Power Appsで関数を使うため、ひとまずExcelに移ります。Excelでは+演算子(数値の和)、&演算子(文字結合)、IF関数(簡単な関数)、VLOOKUP関数(引数が多く複雑な関数)を使って、関数が動作する経験をつかみます。

Power AppsのParam関数でアプリ外から値を制御しよう

関数を使った処理を学びます。プログラミング経験がない方に便利かつ意外性のある関数として、URLのクエリパラメータを解析するParam関数を紹介します。Param関数によってクエリパラメータがアプリ内に反映されることを経験します。

新型リーフ (2017) のバッテリー劣化 – 納車から4年半

新型リーフ (2017) のバッテリー劣化 – 新車48か月点検(車検)を終えての続編です。2017年10月の納車から4年半が経過しました。

バッテリーの劣化はゆっくりと進行しているようですが、体感できるような違いにはなっていません。いまのペースだと5年目の車検の時点で走行距離が8万kmになりそうです。車検時点でも、おそらくセグ欠けまで行かないでしょう。バッテリー劣化で悪評を広めた初代リーフとは大違いです。

LeafSpyで取得したSOHの経時データ。2017年10月納車、走行距離は1,000-2,000 km/月、気候は関東山間部。

最近はガソリン価格が高騰しているので、EVの低燃費の恩恵を受けています。毎月の走行距離とガソリン価格、プリウス並みの燃費(23 km/L)から計算すると、この4年半で30万円程度の燃料費削減になりました。これは充電費用定額というZESP2が安すぎることが大きな要因ですので、ZESP3だったらここまで利得は大きくないでしょう。