[GAS] Google Apps Scriptでハッシュ化する関数

GASで送信したメールのリンクを踏むと受領確認できる仕組みにはURLクエリパラメータを使えばいい。しかし、ユーザーIDのような意味のある値をあからさまにURLに付加するのはやりたくない。そんなときは受け渡すパラメータの値をハッシュ化すればいい。

Google Apps ScriptではcomputeDigest関数でアルゴリズムを指定して簡単にハッシュ値を取得できる。使用可能なアルゴリズムは、MD2, MD5, SHA-1, SHA-256, SHA-384, SHA-512, (2019/11/1現在)。

たとえば、スプレッドシートの何行目の値を編集するかをクエリで指示する際に、行数を指定する情報とユーザーIDを結合した文字列をハッシュ化したものをスプレッドシートの同じ行に書き込んでおく。このハッシュ値で検索すれば、あからさまにユーザーIDや行を特定する情報をパラメータに含まなくても、該当する行を選択することができる。

参考
スプレッドシートで覚えるブロックチェーン |「もしかして渡した値」「入れ替わってる!?」

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