電柱をEV充電の拠点に 東電、普及へコスト半減

電柱をEV充電の拠点に 東電、普及へコスト半減 日経新聞2019/6/11

電柱に隣接させて急速充電器を設置できるような工法をつくったことで、設置コストを下げたというニュース。工事費用が通常300万円程度なのに対して半減できるという。東電は首都圏に100台の急速充電器を設置し、需要に応じて増設する予定。
記事にある写真の急速充電器は20~30 kW級のタイプなので、50kW級やこれから増えるだろう90kW級に対応できるのかが気になるところ。
工法それ自体というよりも、地権者との交渉から工事までを一貫して請負うという新しい商品を作るというのが東電のねらいだろう。電力会社らしく急速充電器向けの電力プランをつくるというのは面白い。

ただ、EV乗りの立場から言うとEVが増えるからといって急速充電器をガソリンスタンド並みにどこにでもあるようにしなければならないかという、そうではない。これから電池容量が大きいEVが増えていくとしたら、より高速な急速充電器の設置と、「ながら充電」をできる場所を増やすことが効果的だと考えている。

より高速な急速充電器の必要性はわかりやすい。単純に考えれば、2倍の電流で充電すれば、1/2の時間で同じ電力量、同じ時間で2倍の電力量を充電できるからだ。急速充電器はどこかへ出かける経路上での充電に使われることから、充電に要する時間が短いことは良いことだ。また、初期のころは電池容量が小さかったので、充電器より電池の性能が限界を決めていた。日産ディーラーでよく見る44kWの充電器で30分充電すると20kWh強が充電できる。初代リーフの電池は安全マージンを含めても24kWhなので、すぐに充電率があがってしまいフルパワーで充電できる時間は15分そこらだった。2代目のリーフでは電池が40kWhになり、44kW充電器のフルパワーでほぼ30分間の充電が可能だ。さらにe+では電池が62kWhになったので、電池よりも急速充電器の方が限界になった。e+と時を同じくして90kW急速充電器の配備が始まったのはこういうわけだ。

急速充電の話をすると充電のために30分待っていなければならないような気持になるが、待っている必要はない。たとえば、食事をしながら、買い物をしながら、映画をみながら、宿泊しながら、というように、何か別のことをしている時間に車を充電しておければ、充電時間が長いとか短いとかいうことを気にする必要はない。いまでも自宅で寝ながら充電しているEVオーナーは多いわけで、そのような人は電池が持つならわざわざ出先で充電することはない。私の実感としても、リーフの電池が40kWhになってから高速道路のSAや道の駅で充電待ちをすることが減ったように思う。40kWhあれば高速道路を走っても250kmくらいは走れる。電池がなくならないのだから出先で充電する必要がないのだろう。マンションに住んでいたり、自宅外に駐車場を借りているような人が普通充電設備を設置しやすくしたり、大型商業施設のような人が集まってきてそれなりの時間を過ごす場所に充電器がたくさん設置されるようになれば、充電の待ち時間というのは主観上なくなる。

電柱を利用して20kW級の中速充電器が安く設置できるようになると、ショッピングモールや映画館は相性がいいと思う。その際には30分の制限をなくしてほしいものだ。特に映画は30分では終わらないので、2~3時間ほったらかしにしておけるような環境がほしい。充電待ちの人が勝手に抜き差しできるように待機場所を確保してくれるだけでもいいのだけれど。

2019年4月

4月の走行距離は269 kmでした。

電費は7.1 km/kWhで3月から0.4 km/kWh悪化しました。長距離の運転をしなかったので、市街地で頻繁な加速と減速を繰り返していたのが理由でしょう。

月額2,160円のZESP2に対して、ガソリン142 円/Lとして燃費17.7 km/Lと同等です。ガソリン価格が上昇してきましたが、距離を乗っていないので経済的なメリットが出ていません。

急速充電 3回、普通充電は0回、急速充電1回あたりの走行距離は90 kmでした。

2019年3月

3月の走行距離は750 kmでした。

電費は7.5 km/kWhで2月から0.8 km/kWh改善しました。暖房利用の程度が違いの理由でしょう。

月額2,160円のZESP2に対して、ガソリン138 円/Lとして燃費48.1 km/Lと同等です。

急速充電 8回、普通充電は1回、急速充電1回あたりの走行距離は94 kmでした。

企業の研究開発における技術伝承のありかた

想定読者 製造業の研究開発に携わる研究者

日本の製造業がかつて世界を席巻したというのは本当の話だろうか。そうだとしたら、日本の製造業の研究開発のレベルはかつてより低下してしまったのではないか。

民間企業の研究所は競合に打ち勝ち利益を上げられるような優れた新商品、新技術を生み出すための専門家集団だ。専門分野ごとに様々な研究者がいて、広範な領域の高度な技術を統合してひとつの素晴らしい商品を生み出す。研究者たちには日々の実験作業を支える助手がいて、研究者は技術の高度化と課題解決に集中する。助手たちは実験作業の手技レベルを向上させることで職人技ともいうべき繊細な実験を行い、新発見の端緒をひらく。そんな研究所を維持できている企業が、いまどれだけあるだろうか。

平成の30年間に人が減った。助手たちは事務系の一般職と同じように派遣労働者に転換された。わずか数年で職場を去る派遣労働者に技術を教えて、信頼できるまでに育ったころにはさようなら。これで職場から職人技が消えた。いわずもがな研究者も減らされた。論文ほど詳細に手順が記されているわけではない社内報告書を読んだところで失われた技術を復元できるわけではない。人がいないのだから、かつては助手がやっくれていた作業も研究者がやるようになった。グローバルな競争のおかげで商品開発の現場に対する要求が弱くなることはないというのに、研究者が商品開発に集中できる環境は減らされている。

日本の人口が減り続けるのだから、かつてのように人的資源が豊富に手に入ることは今後ない。そうであるならば、効率的に技術が伝承され、知見が共有されるシステムを構築して、現役の研究者たちが浪費している時間と費用を削減するほかない。働き方改革をお題目では済まされない。


これまでの技術伝承や知見の共有が効率的でなかったのは、形式知化されていなかった点が大きい。何かあれば詳しい研究者本人に聞きに行けばいい。報告書は成果を上層部にアピールすために書く。詳細な部分は書いてもアピールにならない。自分の暗黙知を文章に起こす時間があれば、その時間を次の商品開発に使った方が効率的だ。人ひとりが持てる知識や技術の量が有限だったとしても、人がたくさんいれば解決する。このような状況で人減らしを行えば、職場を去った人の数だけ技術が失われるのも当然だ。

先人たちの考え方にも一理あるが、暗黙知を形式知に転換するのに要する労力が馬鹿にならない。伝える相手のレベルがわからなければ、どこまで書きおこせばいいいのかわからない。大学で使うような教科書をつくれというのだろか。そんなことはできない。
ここで私が提案したいのは、かつて自分がいまの職場に来たときを思い出し、新人の自分に対して教えるように書くことだ。そこで暗黙の了解とできることであれば、他者が新人の立場でも同じような事柄をすでに身につけているとみなせるだろう。さらに、自分の次の新人が共有できない前提があったとしも自分はそれを説明できるはずだ。そうやって新しい人が来るたびに情報を追加していけば、たいていの人に伝わる内容になるだろう。

書く内容のレベルが決まったとしても、書くべき内容は膨大にあるように思われる。ここで気持ちを萎えさせずに思い出してほしい。自分ですべて書く必要はないことを。他者の文章を剽窃しろというわけではなく、他者の文章を読んで済むなら引用するなり参照するなりすればいい。学部生が勉強するような内容は教科書を読めばいい。ただ、どの教科書を読めばいいのか、何という名前の概念を理解すればいいのかは書いておこう。学ぶ必要はあるが、迷う必要はない。

忙しい中でまとめた資料が使われずに忘れらていくとしたら、そもそもそんな資料を作るべきでなはない。普段の業務を効率化するチートシートや、自習用の資料のような立ち位置で同僚に利用してもらえるような内容を盛り込んでいこう。

最も重要な点は、利用者に資料を改善させられるようにしておくことだ。利用者が不足していると感じた情報をすぐに追加できるようにしておく。内容に誤りがあれば修正できるようにしておく。ここまでくれば、もはや個人のみならずチーム全体の知恵袋として価値を発揮しはじめる。

これが私の考える「暗黙知を形式知へ転換する」ということ。Wikipediaの社内版というイメージがわかりやすいだろう。

電池交換式EVタクシー@中国

中国では電池交換式のEVタクシーが走っているとtwitterで話題になった。

車両は北京汽車EU快换版とあるので、電池容量45 kWh、航続距離300 kmだから日産リーフZE1と同じくらい。交換式にするにあたって変更はあるかもしれない。

EVの充電時間が長い問題に対して電池交換式は実に明快なアプローチだ。何十分も待たなくていい。古いものを外して新しいものを付ける。F1レースのピットインでないにしろ、ものの5分くらいで交換できるのではないかという想像。

しかし、EVの走行用電池は重量が数百kgもあるので交換にはしっかりした設備が必要なため設備投資が重たいことに加えて現状では電池の規格が定まっていないので多車種に適用できないという課題があり、現実的でないとされてきた。コストの問題に加えて数百Vの高電圧を扱う電気回路がを風雨から守ることの難易度があがるため安全上も好ましい方法ではない。

そこはさすがの中国である。2022年の冬季五輪に向けて、北京汽車BAICが電気交換ステーションの整備に着手した。北京で最初の10か所が2016年10月29日に稼働したということだから、すでに2年半の実績がある。発表には2017年末までに200か所のステーションを整備し、3万台のEVに対応できるようにする予定だとあるから、その規模のインフラがすでに1年以上稼働しているわけだ。2022年の冬季オリンピックまでに5万台のタクシーをEVに置き換えるということだから、オリンピックを見に行くとEVタクシーも見られることだろう。

200か所の電池交換ステーションという数は、ドライバーが電池交換のために5キロ以上走らなくてよい距離だそうだ。日本でいうと日産がある神奈川県の都市部における急速充電ステーションの数はそのレベルにあると思う。日産リーフZE1を想定すると、急速充電30分で50%くらい充電されるという点では劣っているし、家で充電できる点では優れている。


興味を引くリプライあり、あとで調べたい


スイスの春 ツェルマットとマッターホルン

ゴールデンウィークにスイス西部の都市ローザンヌに住む友人を訪ねました。

もくじ

ツェルマットとマッターホルン

この旅のハイライトともいえる一日が始まった。アルプスを代表する山であるマッターホルンへ向かう。ローザンヌからツェルマット Zermatt は鉄道で3時間ほどなのだけれど、この日はサンモーリスSaint-Maurice側の路線が運休だったので、ベルンBernを経由して、フィスプVisp、ツェルマットZermattと進んだ。

ベルンやツェルマットはドイツ語圏なので、フランス語圏の比べると地名が読みやすい。

ローザンヌを出てしばらくはレマン湖のほとりを進む。ラヴォー地区の葡萄畑はワイン造りに1000年近くの歴史を持ち世界遺産に登録されている。
スイスの首都ベルンの駅。自転車がそのまま鉄道に乗り込んだり、日本でいうクロスバイクの形状をしたものばかりだったりというところにヨーロッパの感じがする。
フィスプVispで乗り換え。みなさん向かう方向はおんなじ。

フィスプVispから先はマッターホルン・ゴッタルド鉄道Matterhorn Gotthard Bahn。登山鉄道っぽさが増してくる。車両の中も観光地感が出ている。

路線図がもはや観光地。画面上にVispがあり、下の方にZermattがある。Zermattではゴルナグラート鉄道Gornergrat Bahnに接続する。
車内販売でゴルナグラート鉄道のチケットが購入できた。今日の目的のひとつである逆さマッターホルン Riffelhorn が券面に描かれていた。

ツェルマットの駅は近代的だし、駅前は商店が並んで活気があった。さすがに登山やスキーのお店が多くて、なんと日本のモンベルまであった。道路に面した一階は近代的なつくりでも、上屋の方は町の雰囲気を保つ木造建築になっていた。

ちなみにツェルマットは普通の自動車が進入禁止になっているので、電気自動車しかいない。駅の前にはホテルの送迎などで馬車を小さくしたような車両が並んでいてかわいらしかった。

駅前からはマッターホルンが見えないが、道なりに進むと教会のあたりで三角形のてっぺんが見えてくる。

マッターホルンが見えた!

マッターホルンの撮影にはお決まりの場所があるもので、日本人橋呼ばれる橋に日本人に限らず多くの観光客が集まっていた。

青空の美しさとマッターホルンの威容があわさって、CGではないかと思えてくる。
マッターホルンを拡大。こんな山に登る人がいるというのだから驚きだ。

まだ10時くらいなのでチェックインはできないが、山歩きのためホテルに荷物を預ける。ユーレンJULENはスイスでも有名なホテルらしい。このあたりは友人まかせ。

ゴルナグラート鉄道と雪山散歩

ホテルに荷物を置いたらツェルマットの駅まで戻って、ゴルナグラート鉄道に乗る。観光客、特にアジア人がたくさんいた。

ゴツい車体がいかにも雪山に突っ込んでいく強さを感じさせる。
車窓からは常にこんな感じの絶景が見られた。

山並みに沿って急なカーブを曲がり続けるので、車輪はずっと甲高い音を発していた。列車が高度をあげるたびに空気は冷たくなった。窓を開けて写真を撮っていると、後ろ席のヨーロッパ人に寒いから閉めてくれと言われてちょっと休憩。しばらくすると絶景にひかれたのか、寒いと言っていた当人が窓を開けてマッターホルンにくぎ付けになった。そうでしょうとも、この絶景は我慢できないさ。

せっかくなので、ゴルナグラート鉄道の車窓からの眺めを4K動画で紹介しよう。車輪の音がけたたましいので音量に注意してほしい。

まだ樹木が残るふもとの方
マッターホルンがきれいに見える中腹のあたり
終点ゴルナグラート駅に到着するところ

終点ゴルナグラート駅の近くにはレストランとホテルが入る建物がある。この建物の向こうに展望台があり、モンテローザと氷河、そしてマッターホルンというぜいたくな景色を楽しむことができる。

雪で埋まった線路に突っ込む列車
駅前は観光客でいっっぱい。
さすがチョコレートの国スイス。日本語の表示まである。
駅とホテルの間には教会があった。

展望台まで登って、ツェルマットで買ったサンドイッチを昼食にする。レストランはセルフサービスで、中国人観光客で混雑していて、店員もやる気がない感じだった。友人いわく、昔はもっといい感じのお店だったらしい。地元民に迷惑がられつつもお金を落とすから無下にはされないという感じ、おそらく30年前の日本人もこんな扱いだったんだろう。

それはともかく、景色は最高だ。氷河なんて初めて見たよ。

腹ごしらえを済ませたら、本日のメインイベントである雪山歩きに出発。当初の予定ではここまで雪は積もっていないはずが、前週の寒波でトレイルが雪に埋もれてしまった。ツェルマットの観光案内でもRotenboden – Riffelbergのコースはcloesdの表示になっていた。とはいえこの晴天である。登山の装備もしてある。「ヨーロッパでは自己責任で行くものさ。大人なんだから。」という友人の声に従い、雪山トレッキング開始である。

まず最初にやったのはサングラスの購入。私は持っていたが、友人は持って来なかったのだ。この白銀の世界はまぶしすぎるのでサングラスが必須だった。

ゴルナグラート駅の先からトレッキング開始。先に歩いた人がいるようで、そのあとをたどっていく。

出発してすぐにアフリカ系のカップルと遭遇した。こちらは登山装備なのに、あちらは革靴だった。その装備じゃこれ以上進めないと思うよと助言でして、先に進む。

駅から少し離れたところで、雪はかなり深くなった。趣に新雪の世界に踏み出してみた。
新雪ダイブで人型つくり
岩山と雪しかない世界を冒険する
雪上を歩いている様子
午後になって雲が出てきた。煙突から煙が出ているみたい。

リッフェルゼーを見下ろす高台に到着するも、池は完全に雪の下。

逆さマッターホルンの池は完全に雪の下。
せっかくなので、池の上を歩いてみた
リッフェルゼーの上を歩く
駅の近くにはトレッキングコースの行き先表示がしてあった。なだらかな地形だし、迷子になることはないだろう。

リフェルゼーの近くにはローテンボーデンRotenboden駅があるので、往路と同じくゴルナグラート鉄道に乗ってツェルマットまで降りていった。白銀の世界を歩くなんて、最高の冒険だった。

ホテル

ユーレンホテルに戻った。雪山を冒険して疲れているので、まずは汗を流したい。ホテルにはプールとサウナがあるというので行ってみることにした。日本でいうところのスポーツジムに近い形かもしれない。プールに入ると水の浮力を感じて疲れた足腰が癒された。プールの次、サウナに入っているとびっくり。全裸の男女が入ってきた。そのうえ、何で水着なんて着ているんだ、それでは悪いものを流しだせないだろうと注意されてしまった。その男女はドイツ人の夫婦でサウナが好きだそうで、ヨーロッパのサウナは全裸で入るものだという。出た後で入り口の扉をみたら、確かに18歳未満は入場禁止となっていて、全裸で入る感じだった。こちらは日本人の男女混成チームなのでとても気まずい。

汗を流して着替えをしたら晩御飯の時間だ。ツェルマットはドイツ語圏なのでソーセージをはじめとした肉料理が有名らしい。給仕のお姉さんにラム肉を勧められたのでチャレンジしてみる。

本物のラクレット。チーズの塊を半分に切って、断面を溶かしてつかう。
ラム肉のソーセージと炒めたジャガイモ。もちろんうまい。臭みもない。
スイスはチョコレートも有名なので、デザートはチョコレートのアイスクリーム

朝食はチーズとハム、そしてパンにシリアルとさっぱりした感じにした。

チーズの種類が豊富にある。さすがスイスである。
ヨーグルト、チーズ、ハム、ベーコン。日本の食卓の感じからすると偏っているように見えるが、逆の視点が考えてみると日本人は大豆ばかり食べているような気がしてきた。

朝食を済ませたところで出発。この日は雪だったので、ツェルマットを離れてベルンを観光することにした。

5月だというのにこの雪模様
昨日とは景色がまったく違う。雪化粧したアルプスを見られるとは、一粒で二度おいしい。ラッキーだった。

ベルン観光に続く

スイスの春 ローザンヌ観光

ゴールデンウィークにスイス西部の都市ローザンヌに住む友人を訪ねました。

もくじ

ローザンヌ観光 Lausanne

ジュネーブ到着の翌朝、ローザンヌに住む友人がホテルまで迎えに来てくれた。ローザンヌとジュネーブは鉄道で40分ほど。ジュネーブ空港駅の売店で朝食にパンを買って出発。

とりあえずスイス国鉄のアプリSBB Mobile (Android, iOS) を入れておくと経路検索だったり遅延情報だったりを簡単に調べられるから入れるようにと教えられた。

実はヨーロッパで普通の鉄道に乗るのが始めてなので、少し興奮する。メトロと違って景色が見られるがいい。

スイス国鉄の車両は机があるばかりか、机の舌にはごみ箱まである。便利。

レマン湖を眺めながら旧交を温めていると、すぐにローザンヌに到着した。スイス国鉄は公用語のフランス語とドイツ語でアナウンスをする。「次の停車駅は〇〇です」というのは「プシェノハ〇〇」というアナウンスだった。

降り立ったローザンヌの駅は、まさにヨーロッパの駅という感じの建物だった。

ローザンヌはスイスの西部なので、行き先にはフランスの地名が並んでいる。

本当に改札がないんだ、なんて思いながら友人のあとを歩いていく。ずいぶんと天気がいいこともあって、駅は多くの人でにぎわっていた。

駅舎の正面。オリンピックの五輪が掲げられている。

ローザンヌは坂の街なので動き回る前に腹ごしらえしようか、ということで、そのあたりでサンドイッチを購入。見晴らしのいい公園で食べる。

まずは観光地的な場所へ行くことにした。旧市街が広がる丘の上にあるローザンヌ大聖堂を目指す。駅から大聖堂へ続く曲がりくねった道には露店が並んでいて、道を埋め尽くすほどの人が買い物を楽しんでいた。どうやらマルシェの日だったらしい。

遠くから眺めるローザンヌ大聖堂。

階段を上ったり下りたり、立体交差の道路を抜けたり、思った以上に高低差のある街並みを抜けると大聖堂の入り口にたどり着いた。

大聖堂の前の広場はお祭りのような雰囲気
大聖堂の中は色とりどりの旗が掲げられていた。スイスは自治体の権力が強い連邦国家で、国旗よりも郡の旗を見かけることが多い。
美しいステンドグラス。薔薇窓。800年前のものらしい。

建物入り口付近にある有料の窓口を通ると、ちょっとした博物館のようなスペースを通って鐘楼に登る階段へ至る。展示されていた木製の装飾品も見事だったが、聖堂の上から眺めるローザンヌの街並みはさらに印象的だった。

西側。旧市街の向こうにレマン湖と新しい街並みが続く。真ん中に見える高層ビルは地元民いわくローザンヌで最も醜い建物だとか。
東側。レマン湖の向こうにアルプスが見える!さずがに上の方は雪をかぶっている。

大聖堂から降りて、旧市街をぶらり。大聖堂の裏手は州政府の建物だった。ローザンヌはボー州 (canton de vaud) の州都らしい。

州の紋章は町のあちらこちらで見ることになる。

他にも旧市街ならではの光景と感じたのが、凝った装飾の看板が路地に掲げられていたところだ。魔女の宅急便やアルプスの少女ハイジなんかに出てきそう。

昔は商店街のような場所だったのだろうか。

旧市街を一通り歩き回って、この日の宿泊先へ。私の専門分野の有名な先生がいるスイス連邦工科大学ローザンヌ校、通称EPFLの中にホテルがあるというので泊まってみることにした。要は出張者用の宿泊施設である。市街地のホテルよりは安かった。

EPFLの中にあるビジネスホテルのようなところ。シンプルで小ぎれいだった。

ついでに大学の中を見て回る。といっても、建物の中に入れるわけではないので、外観だけ。東大の柏キャンパスみたいなところだった。

キャンパスマップ。真ん中を鉄道が走っているのは便利でうらやましい。

荷物をホテルにおいて、友人宅へ。晩御飯をごちそうしてくれるらしい。

スーパーCOOP。生協みたいな名前だ。普通のスーパー。
チーズと乳製品の棚が広い。さすがスイスである。

スイスの家庭料理をリクエストしておいたら、ハムとチーズが出てきた。うまい、うまいとバクバク食べる。

チーズ関連でラクレット。チーズを溶かして、ジャガイモにかけて、スパイスをまぶして食べる。チーズを溶かす機器は日本のたこ焼き器くらいにはどこの家庭にもあるという。

ラクレット用オーブン。この機械はスーパーでも買えるらしい。たしかにたこ焼き器だ。

ツェルマットとマッターホルンへ続く

スイスの春 羽田からジュネーブ

ゴールデンウィークにスイス西部の都市ローザンヌに住む友人を訪ねました。

羽田からジュネーブ

羽田空港からANAでヒースロー空港、SWISSでジュネーブ空港GVAへ至る15時間半の旅程。

もともとはもう少し短い時間の旅程だったけれど、出発の1か月前に航空会社のスケジュール変更で乗り換え不可能な日程を提示されてしまった。航空券はエクスペディアで購入していたのでエクスペディアに問い合わせるものの、まったく電話がつながらない。メールではなく電話で問い合わせろというのに。平日の昼間に1時間強も電話して、ようやくヒースロー経由のチケットに変更された。

出発前から疲れてしまったが、行き先はあのスイスである。パリの都市景観は美しかったが、スイスではどんな感動が得られるのだろう。楽しみで仕方がない。

GW直前の金曜日。羽田空港国際線ターミナルはそれほど混雑していないが、明るい雰囲気が充満している。
出発まで展望デッキで時間をつぶす。気持ちの良い天気だ。

ヨーロッパまでの直通便は時間がかかる。12時間も座りっぱなしで身体が痛い。そのうえ前半はほとんどの時間がロシアの上空なので、眼下にはひたすら雪山が広がっている。ひと眠りして目覚めたあたりで海が見えてきた。小さいけれど、行きかう船や港町の姿が目に入ってくる。

ヨーロッパらしい色使いの港町を発見。

ヒースロー空港はロンドンのすぐ近くなので、着陸時にロンドン市街上空を通過する。高度を落としているため市街地の様子がよく見える。ヒースロー経由になったときは面倒だと思ったけれど、上空からロンドンの街並みを眺められたのだから逆に良かった。

ビッグベンが見える!たなぼた的ロンドン観光。

ヒースロー空港に降りると、通路の前の方を身長200 cmくらいある大男が3人並んで歩いているのが見えた。ヨーロッパに来たのだという感覚が高まってくる。

乗り換えまであまり時間がないので急いで保安検査へ。自分のカバンが弾かれてしまい驚愕。羽田で買ったペットボトルの中身を飲み切っていなかったのだった。保安検査の前にペットボトルは入っていないかと聞かれたのに。I’m sorry for bothering you.と係のおばちゃんに謝ってカバンを回収。

ジュネーブ行の搭乗口に集まっている人の雰囲気がオタクっぽく感じたのは気のせいだったろうか。ジュネーブはCERNがあるから、いかにも理系です、研究者ですといった感じの人がたくさんいてもおかしくない。

ヒースロー空港はたくさんの航空会社が乗り入れているので、滑走路を見ているだけでも楽しい。

お次はSWISSでジュネーブ空港へ。日本の航空会社だとCAといえば女性が圧倒的に多いけれど、乗った便のCAは男性だった。さわやかイケメンにサンドイッチを渡されるのも悪くない。

ロンドンからわずか1時間半のフライトだが、高度を下げ始めたあたりから目の周りに激痛が走った。日本からヨーロッパまでの長時間フライトの方が身体に悪そうなのに。吐きそうになりながらも、顔を手で押さえて我慢しているうちに着陸した。今度は窓の外を見ている余裕はなかった。後で調べてみると、副鼻腔炎というものらしい。耳抜きをしても良くならなかったから、今度からは鎮痛剤をもっていこうか。

ジュネーブ空港はスイスとフランスの国境にまたがる小さな空港。到着フロアの出口にジュネーブ市街までタダで行ける片道切符を出す機械があった。

初日の宿はジュネーブ空港の目の前にあるNash Airport Hotelなので空港から歩いてホテルへ向かう。到着20時だから空港の近くに泊まろうと思ったが、20時でもまだまだ明るかった。

20時を回って、ようやく夕焼けの時間。ヨーロッパは高緯度にあるんだと実感した。
広くはないがこぎれいなホテルだった

ローザンヌ観光へ続く

windowsでpythonを使いたい

Pythonのインストール

ライブラリのインストール pandasとか

開発環境の整備atomのインストールと パッケージの導入

グラフなど画像や計算結果を表示しんがら実行したいときはjupyterが便利。.ipynb形式を読んだり。atomやVS Codeなどのエディタでもプライグインで対応可能。
Atom と Hydrogen で Jupyter が Atom で動くよ!(インストール、準備、使い方まで)

2次元相関分光の例2Dshige

2019年2月

2月の走行距離は808 kmでした。

電費は6.7 km/kWhで1月から0.3 km/kWh低下しました。暖房と高速道路の利用の程度が違いの理由でしょう。

月額2,160円のZESP2に対して、ガソリン136 円/Lとして燃費50.9 km/Lと同等です。

急速充電 10回、普通充電は1回、急速充電1回あたりの走行距離は81 kmでした。