ふじあざみラインで富士山五合目

須走から富士山の五合目まで上がるふじあざみラインは、登山シーズンになるとマイカー規制が敷かれます。ただし例外がいくつかあって、ゼロエミッションであるEVとFCVは規制の対象外です。2017年から、山梨県のスバルラインでも同様のマイカー規制除外が始まるそうです。

マイカー規制にかからいのはいいけれど、須走口の標高は2,000mもあります。ふじあざみラインの入り口にある道の駅すばしり(NCS非対応、窓口支払いです)で充電したとしても、はたしてバッテリーが劣化した初期型リーフで登り切れるのだろうか。

結論から言うと、登り切れました。外気が冷たいのでエアコンはOFFです。御殿場市街地の気温が23度のところ、五合目の気温は8度。残念ながら厚い雲に阻まれて景色は楽しめませんでした。

こんな天気でも、登山の格好をした人たちがたくさん来ていました。前日は晴れていたので、降りてきているところでしょうか。

五合目の石碑ととともに世界遺産の説明がありました。

登山道方面は全く視界がありません。怖い怖い。

道の駅すばしりが標高830m、五合目が標高2,000m、水平方向の移動距離は12kmです。

道の駅すばしりでの急速充電はお金がかかるので静岡日産自動車(株) 御殿場萩原店で充電して出発しました。

道の駅すばしりに到着した時点で、バッテリーの残量は12.9kWh (167GID)、走行可能距離は92kmでした。

速度制限通りに走って五合目に着いた時点で、バッテリーの残量は6.0kWh (78GID)、走行可能距離は11kmでした。

最後に、道の駅すばしりまで帰ってきた時点で、バッテリーの残量は8.8kWh (114GID)、走行可能距離は57kmでした。

劣化した初期型のバッテリー(私のリーフはSOH81%)でも、80%充電してあれば上まで登れそうです。

ふじあざみラインで富士山五合目」への2件のフィードバック

  1. かっぱさま

    いつもためになる記事ありがとうございます

    この記事が決め手で明日リーフ中期型契約します。
    日本最高峰へ行けるなら殆どの山へ行けるだろうと、推測しプリウス売却します。

    登山口到着時残り距離少なくドキドキですね

    返信
    1. dekkaino 投稿作成者

      コメントありがとうございます。参考にしていただいてうれしく思います。
      充電器の整備も進んで、しっかり計画を立てれば、たいていの場所には行けるようになってきました。
      EVライフを楽しんでください!

      返信

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