新型リーフ試乗所感

近所のディーラーで10/7(土)から新型リーフの試乗フェアが始まったので、さっそく乗ってきました。

試乗車は全部乗せのGグレードでした。プロパイロットは安全に使いますという誓約書を書いて試乗スタート。

はじめはディーラーの担当者に運転してもらって、プロパイロットやe-Pedalなどの新機能の使い方を説明してもらいました。途中で交代して、同じ道をお店まで帰り、最後にプロパイロットパーキングを試すという流れでした。

試乗車と自分のリーフ(初代初期型)を比べてまず違いを感じたのは、ブレーキの利き方です。初期型のリーフでは回生ブレーキと油圧ブレーキの切り替わりが明確に感じられることがあり、停車時にスッと停まれないことがあります。これに対して新型は、ブレーキの利き方が滑らかで、回生ブレーキと油圧ブレーキの切り替わりが感じられませんでした。当然、信号で停車するときも変な加速度を感じることなく停まれました。

加速については、モーターの出力が大きい初代初期型と比べても、強さを感じられるものでした。高速道路での試乗はしていないので、宣伝されているような高速域での加速は未検証ですが、期待できそうな感じがしました。

プロパイロットを一般道で使用してみた感触としては、加減速に不快感はなく、先行車がいなくなったり、割り込まれたりした際も自然な動きをしていました。たまたま先行車が急ブレーキをかけた場面があったのですが、その際も車間距離を保ってしっかり停まれていました。
一般道なのでハンドル支援は基本的に使っていないのですが、新しい幹線道路を走っているときに数十秒だけハンドル支援が起動しました。ハンドル支援の可否は路面状況から車が判断するそうですが、バイパスくらいなら起動してくれそうな感じがします。
2年前にスバルのアイサイトVer.3を搭載したレヴォーグを運転したときと同じような感動を覚えました。他社もできているレベル2の自動運転というか運転支援機能をもって「自動運転!」「技術の日産!」と叫ぶのは、正直あまり行儀が良いとは思えないのですが、実際にプロパイロットを使うドライバーの立場では確かにプロパイロットは満足できる「自動運転」体験だと思いました。
高速の合流とか車線変更もやってくれると嬉しんだけど。

プロパイロットパーキングは、条件が悪いとうまく作動しないようです。お店の駐車場で試してみたところ、駐車スペースのかなり近くまで車を寄せないと、駐車スペースを認識してくれませんでした。ドライバーが任意の場所を駐車スペースとして指定できる機能があり、こちらを使った方が早いかもしれないほどでした。一度認識すれば、あとはボタンを押しているだけできれいに停まってくれたのは確かです。
白線が二重になったり、乗降スペースを確保するように幅あったりすると、認識がうまくいかないのかもしれません。少しガッカリです。今後の発展に期待します。
プロパイロットパーキングを搭載している車はアラウンドビューモニターが付いているので、日々の駐車を楽にするという点ではそちらの方が効果が大きいと思います。

初代リーフのオーナーとして気になる航続距離は、エアコンを入れてバッテリー残量39%にして103 km表示でした。エアコン入れて航続距離100 kmなんて、私のリーフでは90%以上充電してやっとです。これは安心。

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