オーストリア、ハンガリー巡見 (3/10) グラーツ

ゴールデンウィークにオーストリア南部の工業都市グラーツの近郊に住む友人を訪ねました。

  1. 羽田からウィーン
  2. ウィーンからグラーツ
  3. グラーツ
  4. グラーツからザルツブルク
  5. ザルツブルク
  6. ザルツブルクからブダペスト
  7. ブダペスト
  8. ブダペストからウィーン
  9. ウィーン
  10. ウィーンから羽田

グラーツ

グラーツはオーストリア第2の都市で、工業が盛んな街だ。歴史ある街であり、旧市街は世界遺産に指定されている。近郊に住む友人を案内係に、今日はグラーツを観光。

14世紀、グラーツにはハプスブルク家の分家が居を構えた。15世紀に神聖ローマ帝国皇帝を輩出するにいたり、神聖ローマ帝国の首都となった。神聖ローマ皇帝がウィーンに移ったのちも、世界遺産に指定されているエッゲンベルク城 Schloss Eggenberg が築かれるなど、重要な拠点だあり続けた。
エッゲンベルク城には安土桃山時代の大坂を描いた屏風絵があるため、日本人観光客が多く訪れるらしい。時間の都合で私は行かなかったけれど。

現在のグラーツは自動車製造などの工業が盛んだが、グラーツに拠点を置くマグナ・シュタイアは製造開発を受託する業態なので、日本で名前が知られているわけではない。マグナ・シュタイアではBMW X3のような有名車も製造されていた。2019年に発表されたトヨタ新型スープラもマグナで製造されている
世間に知られた会社ではないが、分析機器メーカーの世界では有名なAnton Paar本社がある。

グラーツ駅。陽射しが暑い。ここからバスや路面電車が町中に伸びる。
路面電車は欧州でよくある大きさのもの。
グラーツのシンボルはユニコーン。あちらこちらで見られる。
マンホールにも。
遠くには世界遺産の時計塔が見える。
川の中にあるカフェ。ポケストップになっているらしく、現地のポケモントレーナーが集まっていた。
トルコ人兵士が埋め込まれた壁。グラーツはキリスト教圏とイスラム教圏と衝突する場所であり、オスマントルコの侵攻を防いだことを記念しているらしい。
昼ごはんは通りのカフェで。オーストリアのご飯は基本の量が多いので、軽食みたいなメニューで十分満腹になる。
八重桜?が咲いていた。5月というのに暑い暑い。
世界遺産にはナンバリング付き看板が掲げてある。schlossは城、bergは山や丘を意味する。つまり、Schlossbergは城のある山。かつては要塞が築かれていたが、ナポレオン戦争の結果、時計塔など一部を除いて破壊された。
時計塔とグラーツの街並み。近くの人の大きさと比べると、時計塔の大きさがわかる。
シュロスベルクの上からグラーツの街並みを見下ろす。良い天気。
かつての監獄は今やホールとして市民を楽しませている。
シュロスベルクへの道はいくつもあるが、時計塔の直下から階段がのびている。かなり急な階段なので、冬季は凍結のため通行できなくなる。
州庁舎とともに世界遺産でもある武器博物館。侵略からグラーツを守るための巨大な武器庫だった建物が、そのまま博物館になっている。
入り口に立つ大切なものを守っていない像。人気者。
近世ヨーロッパの武器がそのまま残っている。
カノン砲。昔遊んでいたCossacksを思い出した。

街歩きをするにはあまり暑く、歩き回って疲れてきたので休憩できる場所を探す。こういうときは、教会に助けを求めると良いらしい。

世界遺産グラーツ大聖堂。美しい建物の中を眺めながら、後ろの方で休憩する。

そろそろ時間的には夕方なので、グラーツの観光を終えて友人宅へ。5月のオーストリアは20時くらいまで明るいので、空の明るさをみて時間感覚がおかしくなる。

グラーツ駅からSバーンで移動。Sバーンは国鉄ではなく、シュタイアマルク州が運営している地方鉄道。国鉄と違うローカル線といっても、標準軌なので日本の鉄道車両より大きい。
ドイチュランツベルク駅。観光地ではなく、ただの田舎町である。
友人がお気に入りだというBlack and White man statue
このあたりの観光名所ドイチュランツベルク城。城はburgなので、ドイツ語でいうとBurg Deutschlandsberg。burgとbergの違いを覚えやすい。

田舎町なので遅くまで開いている店が少なく、さっそく困った。オーストリアっぽいものを食べたいと友人に注文したところ、街の食堂的なお店Mamarosaでヴィーナー・シュニッツェルをいただくことに。あまりにも肉が大きいので食べきれない。 オーストリアの食事は日本からすると一回の量がすさまじく多い。そして現地の人でも食べきれないらしく、シュニッツェルを容器に入れて持ち帰ることがよく行われるらしい。
オーストリアのビールは、赤、青、緑の3大メーカーが有名で、今回いただいたのは青のPUNTIGAMERだった。PUNTIGAMERはグラーツで作られており、グラーツ駅から醸造所までバスで行ける。

普通のヴィーナー・シュニッツェル。赤いのはケチャップではなくジャム。肉も大きければ、ポテトも多い。

次はグラーツからザルツブルク

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