月別アーカイブ: 2019年1月

Battery degradation of Nissan LEAF ZE1 40kWh

Battery degradation is a serious problem for electric vehicles, but there are few reliable information. Therefore, as an owner of the electric car, I will introduce the data obtained by measuring my Nissan LEAF ZE1.

I have owned the 40 kWh LEAF right after the release in October 2017, mainly driving around Tokyo. One year after its delivery, the data collected with an unofficial tool, LeafSpy, indicated that the battery deteriorated by 7% in one year. Considering the Nissan vice president told at the announcement of ZE1 LEAF that battery degradation of new LEAF is suppressed within 10% even after 10,000 km/year running for 10 years, the current result was much worse than the expectation.

In order to verify my data, I searched LeafSpy ‘s SOH published on the Internet, and collected 3 cases from Japan (including my own) and 2 cases from the UK. These are summarized in the figure below. As you can see, in either cases, the SOH decreased by about 7% in one year.

I found that at least the initial battery degradation was fast. I will continue collecting data and observe the progress.

ZE1リーフのバッテリー劣化について、納車1年時点で書いたひとつ前の記事にネット上で入手できたデータを追加しました。日本3件、英国2件のデータを並べてみても、私のリーフが異常に早くSOH低下しているわけではないようです。

新型リーフ (2017) のバッテリー劣化 – 新車12か月点検を終えて

2代目日産リーフの新車半年点検時点における電池の劣化状況について以前報告しました。今回は新車12か月点検後の情報アップデートです。バッテリーの劣化は予想より早い印象です。

納車から1年が経過しましたが、体感できるような劣化や故障はありません。1年間の走行距離は約13,000 kmで、初代のリーフに乗っていたときより年間2,000 kmほど走行距離が長くなりました。高速道路で遠出をするというときに、これまでなら東京から山梨くらいでいたところを、長野まで行けるようになった感じです。一日に急速充電を何度も繰り返すのは厳しいという問題はあっても、遠出の前には満タン充電しておくなり、滞在先での普通充電を活用するなり、使い方を気を付けているので深刻な問題になっていません。

高速道路を走行する際は、プロパイロットのおかげでずいぶんと楽になりました。アクセルを踏み続けなくてもいいというだけで、疲れ方が違います。
ただし、人間の運転ほどの乗り心地ではありません。前の車をカメラで認識して追従運転するというシステムなので、前の車が車線変更でいなったときの加速が激しかったりします。もちろんインターチェンジなどで他の車が合流してくる際に減速して合流しやすくしてあげることもないので、そこはドライバーが操作してあげる必要があります。システムの特徴を理解して使っていれば、安全に楽に運転できる機能です。

EV乗りとして最も気になるのが、走行用バッテリーの劣化に伴う容量低下です。冒頭でも述べたように、体感できる差としてはありません。しかし、物質としてのリチウムイオン電池の劣化は進んでいるはずです。
車のインパネにはバッテリーの劣化状況が12セグメントで表示されています。これでは詳細な変化は追えません。そこで、非公式のLeafSpyというアプリを使って情報を収集します

納車から月数とSOHの推移を下図に示します。トレンドとしては、月ごとに0.53ずつSOHが低下しているようです。この調子でいくと2年半ごろにセグメント欠け (12セグメントのうち12セグメントが欠ける) が生じると予想できます。SOHとセグかけの関係が初代リーフと同じSOH15%低下で11セグメント、以降SOH6.25%低下で次のセグメントだったと仮定した場合ですが。10年10万kmで劣化10%以内という宣伝からすると、ちょっと予想より早いですね。いわゆる初代リーフ中期型と同じくらいの劣化速度と思います。

納車からの月数とSOHと推移。走行距離は年13,000 kmほど。最初のころはLeafSpyが2代目リーフに対応していなかったのでデータが取れていないが、SOHを外挿した切片が100%近いので大きくは外れていないだろう。

データの収集と公表は今後も続けます。どうかSOH低下が収まりますように! 実際のところ、リーフのバッテリーは完全な空や満タンにならないようにバッファー領域が設定されています。電池劣化とバッファー領域の関係はこれまで気にしていなかったので、こちらもデータを取ってみようと思います。

追記 2019年1月26日
他のZE1リーフについて調べてみると、12か月点検の時点で走行距離22,000 km、SOH93.7%という報告がありました。走行距離は私の2倍近いですが、納車からの時間に対するSOHの低下具合は同じ程度です。

追記 2019年1月31日
さらにネット上に公開されているデータを収集したところ、日本から3件、イギリスから2件のデータを入手できました。下図のように、おおまかには上の図で示した黒点線と同じような速度でSOHが低下しています。
図中の凡例には、国と走行距離を示しています。日本とイギリスで同じような範囲にデータが収まっていることから、2018年の酷暑が原因で日本での電池劣化が激しいという仮説は間違っていそうです。このままでは10年10万kmで劣化10%以内には到底なりません。バッテリー自体には問題がないのに、車載のバッテリー管理機構の設定に問題があるため見かけ上SOHが低下しているように見えるだけではないかとすら疑ってみたくなります。

2018年12月

12月の走行距離は1249 kmでした。

電費は6.2 km/kWhで11月から1.1 km/kWh低下しました。暖房の使用と高速走行の影響でしょう。800 kmくらいは高速を走っているので。

月額2,160円のZESP2に加えて、普通充電で657円を使いました。ガソリン140 円/Lとして燃費62.0 km/Lと同等です。

急速充電 15回、普通充電は2回、急速充電1回あたりの走行距離は83 kmでした。

Google Apps Script を使ったかんたんリマインダーの作成

ユーザーのリテラシーが高くない環境でG Suiteを使いこなすことを考えている。Gmailにはアドオンで予約送信機能を付けることができるが、アドオンの利用も難しいレベルを想定している。

Google スプレッドシートはExcelとほぼ同じように使えるので、あまりPCの扱いが得意でない方でも直感的に利用できる。そこで、スプレッドシートにGoogle Apps Script (GAS) で手を加えることで、だれでも簡単に指定したタイミングでメールを送ることができる仕組みを作成した。

まず、インターフェイスであるスプレッドシートのファイルを作成した。以下の図に示すように、ABC列を送信条件、DEF列を送信するメールの中身とした。入力のやり方が直感的にわからない方のために、3行目に入力例を用意した。
宛先にはカンマで区切ることで複数アドレスを入れられることや、メール本文のセルでセル内改行をするとメール本文でも改行されることなどを明記した。

Google スプレッドシートの画面作例

メール送信タイミングの条件は、データの入力規則で予め入力できる値を制限しておくとよい。作成者が意図しない入力を防げるし、表計算ソフトになれていないとキーワードで値を入力させるよりマウスで選択肢から入力する方が安心する場合がある。
また、余計な空白があると、使用者が意図しない入力をしたり、混乱したりする懸念があるので、G列から右は削除した。

ツール>スクリプトエディタから以下のコードを貼り付ければ、一応動作するものがつくれるはず。時間主導型トリガーで「1時間ごと」に実行するような条件に設定しておけば、条件と合う時刻にGASが作動し、メールを送ってくれる。

function reminder() {
  //スプレッドシートのデータを取得
  var sheet = SpreadsheetApp.getActive().getSheetByName('reminder');
  //dataにはシートreminderのデータが2次元配列で格納される
  var data = sheet.getDataRange().getValues();
  //データ入っている最終列を取得
  var lastrow = sheet.getLastRow();
  
  //トリガー起動時の日付、曜日、時刻を取得
  //現在の年月日時刻を求める
  var date = new Date();
  //日付のみ分取
  var date_now = date.getDate();
  //曜日のみ分取 値は0~6 (日曜日~土曜日)
  var day_now = date.getDay();
  //時のみ分取
  var time_now = date.getHours();
  
  //曜日を数値から文字に変換
  var dayNames = ['日','月','火','水','木','金','土'];
  var day_now_name = dayNames[day_now];
  
  //スプレッドシートの上から最後の行まで繰り返し
  //配列のインデックスは0から始まることに注意。スプレッドシートの3行目を入力例にしてので、4行目 i = 3 からスタート。
  for (var i = 3; i<lastrow; i++){
  
  //送信条件を格納
  //日付
  var date_to_send = data[i][0];
  //曜日
  var day_to_send = data[i][1];
  //時間帯
  var time_to_send = data[i][2];
  
  //送信条件判定
  //日付判定 日付条件指定なしの場合は毎日実行するようにした
  if (date_now == date_to_send){
    var flag_date = true;
  }else if (date_now =='指定なし') {
    var flag_date = true;
  }else{
    var flag_date = false;
  }

  //曜日判定
  if (day_now == day_to_send){
    var flag_day = true;
  }else{
    var flag_day = false;
  }
  
  //時間帯判定
  if (time_now == time_to_send){
    var flag_time = true;
  }else{
    var flag_time = false;
  }
  
  //メール送信条件判定 すべてのflagがtrueならメールを送信する
  if (flag_date && flag_day && flag_time){
  //送信内容取得
  var sendto = data[i][3];
  var title = data[i][4];
  var message = data[i][5];
  
  //メール送信
  MailApp.sendEmail(
    sendto,  //メール宛先
    title,   //メール件名
    message, //メール本文
    {
      name: 'かんたんリマインダー'   //差出人の名前
    }
  );
  }
  
  //繰り返し単位終わり
  }
}

関連項目 GoogleフォームとGASでつくる同報メール送信システム

低炭素社会事例集

再生可能エネルギーの利用が広まってきているのは確かなのだろうが、具体的にどこでどれだけの開発がなされているのかがよくわからない。目に留まった事例をリストしていきたい。

便利なWEBサイト

エレクトリカル・ジャパン 日本国内の電力生産と消費を可視化している。発電所の一覧もある。

風力発電

福島浮体式洋上ウィンドファーム実証研究事業 (浮体式)
2013年に浮体式洋上変電所、2 MW風車、2015年に7 MW風車、2016年に5 MW風車を設置した経産省の実証実験。福島県楢葉町の沖合20 kmで実施している。量産商用機を使った2 MWは順調、新開発の実証機を使った5 MWと7 MWは不調で特に7 MW機は稼働率が低すぎるため採算取れず撤去すべしという状況に2018年の段階でなっている。福島原発事故後ということもあり、かなり世論を煽る人 (丸紅、飯田哲也氏など) もあったため、野心的というか拙速というかな計画だった模様。

五島列島 (浮体式)
五島列島の福江島から5 kmの沖合で2016年3月に営業運転開始。風車自体は2013年10月から椛島沖の環境省実証実験で稼働していた2 MWのもの。2012年6月100 kW風車を設置し、漁業などへの影響を調べた。レポートでは魚が減るどころか、むしろ浮体が漁礁のように魚を増やす効果を示したという。台風直撃にも耐えた実績がある。地元に求められて風力発電施設を福江島に移設して営業運転開始という成功事例といえよう。戸田建設は10基まで増やしてコストダウン、収益性改善を構想しているようだ。
浮かぶ巨大風車、船上で見た実力 長崎の洋上風力ルポ

Hywind Scotland (浮体式)
ノルウェーの石油会社Statoilが設置。6MWの風車が5基、スコットランドの沖合25 kmに設置されている。水深は120 m程度。2017年10月に運転開始。

モレイ・イースト洋上風力発電所
英国の風力発電事業者モレイ・イーストがスコットランド東海岸沖合に設置。MHI Vestas (三菱重工系) の9.5 MW級洋上風力発電設備V164-9.5MWを100基導入する。2022年運転開始を予定。

トライトン・ノール Triton Knoll
ドイツ系イノイジー innogy 社傘下のトライトン・ノール洋上風力発電事業会社 (Jパワーが25%、関西電力が16%出資) が英国東岸の北海上に設置。MHI Vestasが9.5 MW級洋上風力発電設備V164-9.5MWを90基導入する。2021年運転開始を予定

Vineyard Wind
Vineyard Windがマサチューセッツ州Martha’s Vineyardに設置する。MHI Vestasの9.5 MW級洋上風力発電設備V164-9.5MWを導入し、800 MW級の発電設備を建設する。2021年に導入予定。

洋上風力発電設備のシェア (2017年) では、シーメンス・ガメサ・リニューアブルエナジーが6割弱、MHIヴェスタスが2割弱。

風力発電一覧

十三湖風力発電所
津軽風力発電 (日立キャピタルグループ)が運営。2019年7月運転開始。2.3MWの風車が15基、総出力34.5MW。一般家庭2万4千世帯分の発電を見込むとあるので、稼働率は約3割を想定している模様。FITで東北電力が買い取り。

ウィンドファームつがる
グリーパワーつがる合同会社(グリーンパワーインベストメント)が運営。2020年4月運転開始予定。3.2MWの風車が38基、総出力121MWと完成時点で国内最大の陸上風力発電所。風車はGE製の直径103m品。一般家庭9万世帯分の電力を供給する。これは津軽市と五所川原市を合計した世帯数に相当。農山漁村再生可能エネルギー法に基づき畑作地帯の農地を利用する。
各風車からは地中配電線(33kV)で変電所に集電し、154kVに昇圧した後に電力会社との系統連系地点まで地中送電する

秋田沿岸 中部電力、丸紅、大林組、関西電力など
中電、洋上風力に参入 秋田沿岸、来年にも着工 中日新聞 2019/7/3 朝刊
2020年着工、2022年運転開始を目指す。秋田港と能代港の沿岸に着床式の風車を20基設置する。総出力14万kW。

清水建設が初の船舶建造 巨大洋上発電風車に対応
総費用500億円、完成は2023年10月。高さ200~300mの大型風車に対応できるようになる。日本ではじめて8MW級(高さ200m)の風車に対応する。

中国初、1300トン級の自走式洋上風車設置船が完成
つり上げ荷重は1300トン、長さ105メートル、幅42メートルという規模。8MW級風車を2基、輸送および設置することが可能。

シーメンスガメサ、洋上風力で世界シェア5割超のワケ
世界初の洋上風力発電を実現したデンマークのボーナスエナジーを2004年にシーメンスが買収した。シーメンスの風力部門とスペイン風力設備大手ガメサが2017年に統合。モロッコにブレード工場を稼働した。ブレードの生産は手作業によるところが大きくて、労働コストが安いモロッコに立地しているのが競争力につながっている

送配電

東電PGが公表した「再エネを増やす画期的な系統運用」の威力
東京電力が分割された送配電会社の東電パワーグリッドが千葉方面の送電線容量の計算を見直した東電PGの資料によると、房総半島では1000万kW級(内洋上風力が9割以上!)の申し込みがあるらしい。現状では送電線の容量を使い切っており、新たに10年と1000億円ほどのコストをかけて送電線を新たに建設しなければならないとされていた。これまでの容量計算は、最大限過酷な状況を想定したものだった。東電PGでは需要の推移と再生可能エネルギーの出力の推移を考慮してシミュレーション行い、時間にして1%程度の出力抑制を行えば再生可能エネルギーを受け入れられるという。シミュレーションで想定した接続容量は500万kW程度であると日経の記事に述べられているので、すでに申し込みのあった分の半分は受け入れられることになる。洋上風力の建設にかかる時間を考えれば、ほとんど大丈夫なのではないか。

宮古島マイクログリッド
沖縄の離島における分散型エネルギー
離島は火力発電のコストが高い。自然エネルギー利用にコスト的な優位性あり。
風力発電は風車が台風で破壊されるトラブル発生。可倒式なら台風時の保護に加えて、メンテナンスも容易になる。離島は電力網が小さいため、あまり大きい出力の風力発電は出力変動を吸収できない。

EVの大規模導入

セブンイレブン
トヨタ車体の小型EVコムスを宅配用に活用。

日本郵便
2010年に集配用EVを1000台導入するこにしたが、残念な事情で頓挫した。コンバートEVで名をはせたベンチャー企業ゼロスポーツは破産した。2011年には三菱自動車がMINICAB-MiEVを発売するも、大量採用の知らせは聞こえていない。EVベンチャーといえば、ナノオプトニクス・エナジーもシムドライブも消えてしまった。そう考えるとテスラはよくやったものだ。
日本郵便は2018年から電動バイク(HONDA)の採用を始める模様。

地熱発電

松尾八幡平地熱発電所
国内で約22年ぶり、岩手県で7MW級の地熱発電所が本格稼働
岩手県松尾八幡平地域で2019年1月から「松尾八幡平地熱発電所」の運転を本格的に開始した。定格出力7499kW(キロワット)で、出力7000kWを超える地熱発電所の稼働は国内で約22年ぶりという。

別府温泉
アイベック別府地熱発電所
別府温泉の余剰蒸気で700世帯分を発電、温泉バイナリー式地熱発電所が始動
280 kWの発電機PureCycle280 (Pratt & Whitney) を2基設置。総工費5億円、年間売電収益1.5億円の予想。年間発電量は389万kWhを見込むとあるので、最大出力に対して79%の稼働率。出力を調整したり、点検で停止したりする分だろうか。

温泉発電の「落とし穴」、別府の事例 (1/2)

波力発電、潮汐発電、潮流発電、海流発電

鹿児島県十島村口之島沖 100kW IHI「かいりゅう」
IHI、海流発電1年以上実験、21年実用化めざす
IHIのプレスリリース
タービンを水中100mの位置に浮遊させて、黒潮のエネルギーを回収する。IHIとNEDOの実験。2017年に1週間の試験済み。今回は1年以上の長期試験を実施する。送電は海底ケーブルを経由するほか、メンテナンス時は浮上する
類似技術としては、英国で着床式の潮流発電が先行しているらしい。スコットランドEMECのメイジェンのことだろうか。メイジェンは海流ではなく潮流お利用して1.5MW級だという。
素人考えだと海流発電は究極の水力発電であるように思う。海流の蛇行は問題にならないのだろうか。

始華湖潮力発電所 韓国
始華湖に建設され潮汐発電所。2011年に稼働した。潮汐発電としては世界的に有名なフランスのランス潮流発電所(1966年)が出力240MWであるのに対して、 始華湖 は出力254MWであり、スコットランドのメイジェンが完成するまでは世界最大。韓国の西海岸にはほかにも複数の潮力発電所のプロジェクトが進行中

日産リーフe+ (2019年モデル) 発表

2019年1月9日に2代目日産リーフの高容量バッテリーモデルe+が発表されました。1月23日に発売される予定です。

リーフが走っているのは西伊豆スカイライン、俳優が登山しているシーンは白馬の模様。

電池容量が現行 (2018年モデル) の40 kWhから62 kWhに増えました。これによって、満タン充電時の航続距離が現行 (2018年モデル) の322 km (WLTCモード) 400 km (JC08モード) から458 km (WLTCモード) 570 km (JC08モード) に伸びました。
また、最高速度が140 km/hから157 km/hになりました。電池容量が大きくなったことで、出力も上がったのでしょう。
e+モデルは標準モデルに対して、Xグレードでほぼ50万円、Gグレードで73万円の高値です。

私が乗っている2018年モデルの航続距離 (一般道) はほぼWLTCモードの値と同じだったので、e+モデルは450 kmを無充電で走破できるでしょう。私の経験上、高速道路は8掛けくらいの距離を走れるので、高速道路でも360 kmくらい走れるでしょう。参考に、東名高速の東京ICから小牧ICが約340 kmです。浦和から仙台も同じくらい。

バッテリーの容量は1.5倍になりましたが、室内空間には影響ありません。バッテリーパックは大きくなっているので、全高が高く、最低地上高が低くなっています。大きくなったバッテリーパックに288セル (従来は192セル) を敷き詰めている写真が公開されていますが、ずいぶんと窮屈そうです。モジュールのフレームがヒートシンク的に働いてくれると良いのですが。e+モデルのバッテリー容量アップは電池を並列つなぎで増やした効果がほとんどですので、全体として出力電流が同じでも、1セルあたりに流れる電流は2/3倍に減少します。電流の減少は発熱量の低下につながりますが、モジュールの設計変更と合わせて総合的に電池に良い方に転ぶか悪い方に転ぶか、私には予想がつきません。

40 kWhでさえ一般家庭の消費電力からしたら数日分に相当する大容量なのに、62 kWhの充電は何時間かかるのだろうかと心配になります。そこはやはりe+モデルの普通充電が6 kW (標準モデルではメーカーオプション108,000円) に標準対応しているようです。6 kWで充電できるなら、夜中に満充電近くまで充電することが可能ですので、通勤等で日常的に長距離運転するユーザーにも対応できるでしょう。
2019年1月の日本国内では、急速充電器は出力50 kW、30分がベスト性能です。この条件で2018年モデルは約22 kWhの充電ができますが、e+モデルからしたら電池容量の1/3程度にすぎません。e+モデルは最大100 kWの急速充電に対応しているので、今後より高出力の急速充電器が普及してもそのまま使用できます。

なお、現行モデルもさりげなくLEDヘッドライトが標準装備になった模様。LEDヘッドランプは54,000円のメーカーオプションだった。また、日産リーフのスマホアプリでカーナビ同様に充電器の空き状況を調べられるようになるらしい。これは便利だ!
また、ようやくETC2.0ユニットがディーラーオプションに登場。さらにカーナビがAndroid Auto対応。従来はApple Car playしか対応していなかった。
さらによく見ると、Xグレードのプロパイロットが162,000円から77,760円と半額以下に安くなっている。これでずいぶん安くなったと思ったら、ベースのXグレードの価格が上がっていて、私が購入した2017年9月とほとんど金額が変わらない。

2年ほど前から、60 kWhモデルが登場する際にはバッテリーセルの供給元がAESCからLG化学に変わるという噂がありました。今回発表された62 kWhのバッテリーパックは従来のAESC製を力業で容量アップしたものなので、おそらくセルもAESCのものを使っていると予想します。

オーストリア、ハンガリー巡見 (10/10) ウィーンから羽田

ゴールデンウィークにオーストリア南部の工業都市グラーツの近郊に住む友人を訪ねました。

  1. 羽田からウィーン
  2. ウィーンからグラーツ
  3. グラーツ
  4. グラーツからザルツブルク
  5. ザルツブルク
  6. ザルツブルクからブダペスト
  7. ブダペスト
  8. ブダペストからウィーン
  9. ウィーン
  10. ウィーンから羽田

ウィーンから日本へ

ウィーンからミュンヘン空港を経由して羽田へ。ミュンヘン空港では、日本のパスポートでもEU市民と同じく自動の出国手続きができるようだった。人の窓口に並んでしまったのと、混んでいなかったので、スルーしてしまったのが悔やまれる。
EasyPASS und EasyPASS-RTP
ミュンヘン空港のターミナル2では、出国時に事前の登録なくEU市民と同じくEasyPASS自動ゲートを試験的に利用できる。対象となる国籍は、日本、韓国、カナダ、オーストラリア、ブラジル、チリ、イスラエル、モナコ、ニュージーランド。対象年齢は18歳以上。
事前登録制のEasyPASS-RTPも日本国籍に対応した模様。対応した空港はベルリン-テーゲル、ケルン、デュッセルドルフ、フランクフルト、ハンブルク、ミュンヘン。事前登録は空港内のドイツ警察の事務所で行う。EasyPASSを使っても、パスポートにスタンプを押される作業は人が行う。

この風景ともおさらば。
ウィーンの空港ターミナルビル。オーストリア航空のチェックインは自動化されているので、すぐに出発ロビーに入れてしまった。早く来すぎたかな。
ミュンヘン空港の仮眠スペース。これから日本まで長旅なので、ここらで身体を休める。
日本へ帰る便。まわりに日本人があふれていて、短いバケーションの終わりを感じさせる。
羽田空港で飛行機を降りると、グラウンドスタッフが待機しているのが見えた。世の中がゴールデンウィークだと浮かれている間にも休まず働いているインフラ関連の皆様には頭が下がる。

出発に戻る

オーストリア、ハンガリー巡見 (9/10) ウィーン

ゴールデンウィークにオーストリア南部の工業都市グラーツの近郊に住む友人を訪ねました。

  1. 羽田からウィーン
  2. ウィーンからグラーツ
  3. グラーツ
  4. グラーツからザルツブルク
  5. ザルツブルク
  6. ザルツブルクからブダペスト
  7. ブダペスト
  8. ブダペストからウィーン
  9. ウィーン
  10. ウィーンから羽田

ウィーン

きれい、おいしい、さいこう。ヴェルヴェデーレ宮殿の近くに泊まった。クリムトの接吻を見る。リンクを自転車で回るのも気持ちいい。たった数百円のデポジットで無料で乗れる

まずはウィーン中央駅からホテルへ。近かったので街並みを眺めながら歩いてホテルに向かった。

ウィーン中央駅Wien Hbfのあたりは大規模再開発中
市電がたくさん走っている。特に見えるのはドナウタワー
レンガの壁に垂れる緑の葉が歴史を感じさせる街並み
ウィーン大学を発見
街中を馬車が走っている!
ウィーンでの宿泊先リンドナーホテル
これまでの宿より少しだけ値段が高いので、部屋のグレードが高い。それでも中央環状線リンクの内側と比べたら安い。
緑が多いのがいいね。
市庁舎だって。おしゃれだ。
市立公園駅 Stadtpark シュタットパルク・券売機で勝った切符を、入り口のところにある箱に入れると改札されたことになる。
丸の内線みたいな雰囲気
シェーンブルン駅Schönbrunnで降りたところ。シェーンブルン宮殿の目の前。しばらく歩いてもずっと宮殿の外側が見える。
シェーンブルン宮殿を入り口正面から。とにかく大きい。
宮殿の軸に沿って都市道路も伸びている。 夕方なので多くの人は帰っていく方向だった。
ここにも大きな藤棚があった
幾何学的に切り取られた、いかにも欧州の庭園という感じ
ウィーン空港に着陸する飛行機が近くを飛んでいく
黄色がまぶしい
丘の上のグロリエッテ。ずいぶんと遠い。
広大な庭園から宮殿を振り返る
グロリエッテ側にはネプチューンの噴水池がある
グロリエッテまで登ったところ
丘の上はいい景色だ
グロリエッテはとにかく大きい。プロイセンとの戦勝記念碑だとか。
ローマの廃墟風噴水。廃墟風に作ってあるそう。
そこかしこに噴水。
迷路?
さりげなくトイレ

ブダペストを昼頃まで観光してからのウィーン観光なので、もうそれなりに遅い時間になっていた。シェーンブルン宮殿の次は晩御飯を探さなくちゃと思っていると、ちょうどいいところにレストランを見つけた。やはり食べるならオーストリアの料理がいいし、観光地のレストランならだいたい揃っているだろう。

宮殿を出たところにレストラン発見
増加だけれど、シェーンブルン宮殿の黄色を思わせる鮮やかな色だ
ターフェルシュピッツ Tafelspitz これは牛肉の煮込み。もちろんおいしい。
カイザーシュマーレン Kaiserschmarren はパンケーキを一口大に切ったもの。あまーい。
ジャムを付けて食べてもおいしい。くどいような甘さではなく、さっぱりとした甘み。
日が沈んで人がいなくなったシェーンブルン駅
市立公園を通ってホテルに帰る。公衆便所がモダンだった。
謎のカラフルな照明。ダンスでもするのかな?

2日目

今日のメインはボルツマンのお墓参り。その前に、ウィーンの中心であるリンクのあたりを観光する予定。

ホテルの部屋からベルヴェデーレ宮殿が見えた。
ベルヴェデーレ宮殿のお庭に入る門を通り過ぎて、まずはリンク方面へ。
門の装飾に手が込んでいると、立派なお屋敷という感じがする
ソビエトがナチスからウィーンを解放したことを記念するモニュメント

朝ごはんは軽く食べたいと思っていたところに、世界中のどこにでもあるが、実は国ごとのメニューが異なるマクドナルドを発見。さて、ウィーンのマクドナルドはどんなもんだ?
注文の仕方は以前パリで訪れたマクドナルドと同じく、タッチパネルで注文する自動販売機を使う形式。注文したらそのうちカウンターで番号が出て商品を渡される。

さすがヨーロッパ。パンがおいしい。
日本と違って、ごみの分別は客がやらない。トレイをカートに入れておしまい。

マクドナルドはリンクとの交差点にあった。リンクから内側は人が多い。せっかく天気がいいので、まずは自転車でリンクを一周することにした。ウィーンにはCitybikeというレンタサイクルがある。あちらこちらにステーションがあり、乗り捨てできるため、目的地間の移動にも便利だ。スマートフォンがあれば、現在地の近くのステーションの空き状況も確認できる。目の前のステーションが満杯で自転車を返却できなかったとしても、近隣のステーションの空き状況を調べて空いているステーションへ移動すればいい。
これだけの仕組みが、登録料1ユーロ、1時間以内は利用無料で、1時間以上は1ユーロ/時という安さで利用できる。Citybikeの利用法に関する日本語の説明はコチラ。
Citybikeの利用にあたって注意すべき点は、自転車のペダルが逆回転でブレーキになる仕組みなので日本の自転車とは漕ぐ感覚が異なること、大きな道路には自転車専用レーンがあるので自転車レーンを走ること、ステーションに返却するときに必ずロック状態のランプが点灯して返却されたと確認すること、の3つくらい。

Citybikeのステーション。自転車の列から延びる灰色の公衆電話みたいなところが、登録や貸し出し手続きをする端末。
ウィーンでも日産リーフのタクシーを発見。自転車を取り出そうとしていると、目の前を走り抜けた。オーストリアは右側通行。

オーストリアの自転車になれるため、練習がてらふらふらと走っていたらウィーン工科大学が現れた。たまに論文の所属で見るだけだったが、こんなところなのか。都心に近くて便利そう。

ウィーン工科大学の前を走る路面電車
ウィーン工科大学とRessel像

ウィーン工科大学の前はレッセル・パーク Resselparkという公園になっている。ヨーゼフ・レッセルはスクリュープロペラの発明者であり、蒸気船の開発でも知られる。なるほど工科大の前に立つのにふさわしい。

公園の中にはカールスプラッツ駅 Karlsplatz がある。駅名はカールス教会前の広場という意味だろうか。地下連絡通路にまでアートがあるのは、さすがウィーン。

カールスプラッツ駅の地下通路
カールスプラッツ駅とウィーン工科大学

リンクに戻ってきた。ここからはリンクを時計回りに自転車で一周する。

ウィーン楽友協会
著名な音楽家の碑が並ぶ

リンクの歩道と自転車レーンは並木道になっている部分が多い。

ヨーロッパの街並みを自転車で駆け抜けるなんて、『魔女の宅急便』みたい。『やさしさに包まれたなら』をBGMにしている気分。

自転車でウィーンの市街地を走るというのはかけがえのない経験だ。壮麗な建築物の数々を眺めるのはもちろん、行政地区、文化地区、川沿いの商業地、公園地区と、環状線の上だけで景色はとりどりに変わっていく。
晴れた日のウィーンを訪れて、時間に余裕があればぜひ体験してほしい。ゆっくり走ってもリンクを一周するのに1時間もかからない。30分くらいだろうか。1時間以内で自転車を返せば料金はかからない。

ウィーンといえばオペラ!そのオペラのもっとも有名な劇場であるオペラハウス
カツラをかぶった売り子がたくさんいて、チケットを売っている

ウィーンといえば、忘れちゃいけないザッハトルテ。ホテルザッハーのトルテだからザッハトルテ。そのホテルザッハーは、オペラハウスの目の前。オペラを見る人なら、時間つぶしにちょうどいい。

テラス席は暑いんじゃないか?
2階に屋内の席がある
メニューは英語のものがある。アジア人の観光客が多いから、店員もなれている。
ザッハートルテと紅茶。本場のザッハトルテは日本人の舌には甘すぎるという話を聞いていたけれど、くどいというほどではなかった。

オーストリアでは基本的にチップは必要ない。ただ、観光地のカフェなりレストランなら、多少のチップを渡すと喜ばれる。
請求金額に対して、切りの良い数字まで切り上げて支払うのが一般的だ。請求が23ユーロだった、25ユーロなり30ユーロなりを渡せばいい。クレジットカード決済の場合は、支払う金額を宣言してクレジットカードを渡す。23ユーロの請求書を渡されたら、25ユーロと言ってクレジットカードを渡せばいい。
日中韓あたりの観光客は払わなくていいところでもチップを払うらしく、観光地ではありがたがれているようだ。一方で、チップの習慣がない田舎のホテルなんかでは、アジア人はお金を置いて帰る不思議な存在と見られているらしい。
ところで、23ユーロの請求に対して25ユーロといってクレジットカードを渡したところ、店員のお姉さんは少しがっかりした顔をしていた。ごめんね、羽振りが良くなくて。

おいしいおやつを食べて休憩したので、リンクの内側を観光する。さすがにリンクの内側は人が多すぎるので自転車ではなく徒歩でまわる。

中心地シュテファン大聖堂
聖ペーター教会
ひときわ目立つモニュメント。金ピカでずいぶんと派手だ。戦勝記念碑の類かと思ったら、ペストの流行収束を祝ったものだそうだ。先に訪れたカールス教会もペスト撲滅を祈願したものだった。ヨーロッパにおけるペストの惨禍がどれほどのものだったか、ペストから解放された人々の喜びを感じる。
蝋人形館
ホーフブルク王宮。ハプスブルク家の栄華がここにあった。
ローマ帝国時代、ルネサンス期、18世紀前半の遺構が展示になっていた。そんなに昔からここは街だったんだ。
カール大公

王宮とリンクの道路を挟んで反対側には、博物館や美術館が並んでいる。

マリア・テレジア
写真を撮ってくださいといわんばかりのモーツァルト。王宮の東側にある。
フランツ・ヨーゼフ
ゲーテはウィーンにゆかりがあったのか?
カートでリンクを走る集団

歩き疲れたので公園のベンチで休憩。じっとしていると物売りがミサンガを売ろうとしてくる。明確にNoと言わないとお金を取られるので、すごい剣幕で追い返した。こちとら歩き疲れているのだよ。

個円のごみ箱。黄色い穴はタバコ捨て場

リンクのあたりは一通り見られたので、次はベルヴェデーレ宮殿へ。ベルヴェデーレにはクリムトの接吻がある。

記念撮影用
本物
IAEAが遠くに見える
道端で見つけたガチャポン

いよいよ本日のメイン、ボルツマンのお墓参り。中央墓地は音楽会の偉人たちが眠っているので観光客も来るらしいが、我々のお目当てはボルツマン定数のボルツマンだ。

墓石に刻まれた S = k log W。ボルツマン定数にはどれだけお世話になっていることか。

一般的には音楽家のお墓参りの方が多いだろう。

ホテルに帰る道すがら、気のいいおっちゃんのレストランに入る。とってもうまい。

Herlitschka
グリャーシュ!これでオーストリアの代表的な料理は食べられたかな。ちなみに、ハンガリーではグヤーシュになる。

3日目

いよいよ旅も終わりだ。昼過ぎにはウィーン空港から飛び立つ。

ホテルのラウンジにはAEDっぽいものがあった。

昼ご飯は何にしようと悩んでいると、魚料理を食べていないことに気づいた。近くになったチェーン店の魚料理やに入ることにした。日本でいうと牛丼屋みたいな感じか。

私の口には合いませんでした、残念。相変わらず量が多い。
注文の仕方はわかりやすかったが、クレジットカード決済の装置が壊れているから現金で払ってくれと言われた。やはり数十ユーロくらいは持っておくと安心だ。

昼食がお腹にたまって苦しいので休憩できるところを探す。すぐ近くに市庁舎前の公園があったので腰を下ろせた。それにしても、ここはベンチがおおい。

音速のマッハもオーストリア

次はウィーンから羽田

オーストリア、ハンガリー巡見 (8/10) ブダペストからウィーン

ゴールデンウィークにオーストリア南部の工業都市グラーツの近郊に住む友人を訪ねました。

  1. 羽田からウィーン
  2. ウィーンからグラーツ
  3. グラーツ
  4. グラーツからザルツブルク
  5. ザルツブルク
  6. ザルツブルクからブダペスト
  7. ブダペスト
  8. ブダペストからウィーン
  9. ウィーン
  10. ウィーンから羽田

ブダペストからウィーン

ブダペスト行きの便で座れなかったので、ウィーンに帰るときは必ずRailjetの指定席に乗りたいと思い、あらかじめ切符を買ってから観光することにした。ブダペスト東駅Budapest-Keletiで切符を買うところが分からず迷子に。自動券売機では国境を超える切符を買えないようで、窓口を探すのに手間取った。結局、駅の地上階、北側(駅の正面入り口からプラットフォームを見る向きから左側)の道路に面した通路に入り口があった。切符の買い方については日本語の情報を探して、こちらのページを見て、その通りに窓口に並ぶと切符を買えた。朝ごはんを食べてすぐに駅に行って、13時くらいに発車するRailjetの指定席を購入した。

プラットフォーム側のInternational Ticket Office看板のところには入り口がない。少し奥から北側通路に出られる。
こちらが国際線の切符売り場。みどりの窓口のような窓口がある。看板の下にある機械で番号札をとると、上のディスプレイに何番の札->何番の窓口に行けという表示がでる。

観光から戻ると発車ぎりぎりの時間だったので、指定席にしておいて本当に良かった。しかし、自分たちの席に行くと、どうもおかしい。Railjetは通路の両側に2席ずつ並んでいる。私たち2人の指定席は2人とも窓側だったのだが、席に行くと後ろ側の2席が埋まっており、前の2席が空いていた。後ろの席に並んで座っている兄ちゃんたちに聞いてみると、彼らは2人で通路側の前後席のきっぷだという。お互い2人組なので、席を交換して、検札のときには事情を説明しようと合意した。

日本の新幹線と同じくらいきれい。車内に駅名と到着時刻の表示があり、成田エクスプレスみたい。

Railjetは快適で、ブダペストを歩き回って疲れた足を休められた。

円形農場だ。アメリカだけじゃなくて欧州にもあるんだ。
オーストリア・ハンガリー国境地帯は巨大な風力発電所がある。

国境でボーダーコントロールに会う。車両の前方に車掌が現れ、そろそろ検札に来るかなと思っていると、オーストリア国境の手前で予定にない停車があった。拳銃を腰に付けたお姉さんがパスポートを見せろと言いながら車両を後ろから進んでくる。私のパスポートは問題なく確認されたが、友人のパスポートは入国スタンプが古すぎる、在留許可証があるなら一緒に出せと怒られた。そのやりとりをしているとき、あからさまな不審者が国境警備隊と国鉄職員の間をすり抜ける。皆があいつ不審者じゃないか?と思ったようで、国境警備のお姉さんが無線で連絡をしてから追いかけて行った。その後捕まったようで、オーストリアに入ったすぐの駅で緊急停車していた。おそらく下したのだろう。ちょっとした事件があったおかげで、私たちより前に座っていた乗客はパスポートチェックを受けていなかった。

次はウィーン