月別アーカイブ: 2017年6月

新型リーフの発表は9月6日で確定

以前より、新型リーフの発表は2017年9月6日と噂されていました。

本日、日産自動車から公式情報が出て、噂が確認されました。

同時にエンブレム周りの画像が発表されましたが、ボディ表面が滑らかではなく三角形の凹凸が見えます。そういう装飾なのでしょうか。


2017/8/26追記

新型リーフの発表会の時間について、ニコニコ生放送で9時30分開演との情報が出ました。会場は幕張メッセです。

先日、日産ディーラーで急速充電をしているとき、私も発表会について教えていただきました。商談については9月6日以降にお店に来てくださいとのことでした。

The world premiere of 2018 New Nissan Leaf in Japan will be held at 9:30, September 6th, 2017.

2018 Nissan LEAF? rumored spec in Japan

As you may know, Nissan will bring the all-new LEAF within a year. Nissan told officially on the  announcement of financial statements that a new type of LEAF with ProPILOT is going on the market by the end of the fiscal year that ended in March 2018.

Now there grow some rumors about spec of the new LEAF in Japan. They said that Nissan had already shown the next LEAF to some dealers, and they leaked some information to intimate users.

Summary of the info are below. Orignal article I wrote in Japanese is available here.

  • 40-kWh battery,  350-km range
  • Almost same price as the current model
    These features are probable because Mr. Kazuo Yajima, the global director of EV division, told similar spec to the Nikkei. The new LEAF must compete with Chevrolet Bolt and Tesla Model 3. That is, they may be similar in some aspects.

They said that Nissan would reveal the details on September 6th in Tokyo, one week before the Frankfurt motor show.


June 30, 2017

Today, it was officially announced that Nissan would disclose the detail of new LEAF on September 6th in Japan (Sep. 5 in US).

新型リーフの内装?

New 2018 Nissan Leaf spied again with cabin on show AutoExpress

新型リーフのテスト車両写真がまた出回っています。今度は内装がよく見えます。

ナビは飛び出していて不格好なので、専用品ではなさそう。一方、センターコンソールはそれっぽい見た目をしています。インストルメントパネルはコネクタがむき出しで、いかにも開発車両という感じ。

ちょうど昨日 (2017/6/22) 公式にも次期リーフのコクピット画像が発表されました。公式画像はヘッドライドに続いて2枚目。

話題が逸れますが、リンク先のムービーで紹介しているProPILOTの紹介は良いと思いました。機械に運転をすべて任せるのではなく、人が運転の楽しい部分に集中できるようにするという見せ方です。


2017/6/25追記

上で紹介した新型リーフの画像について、興味深い考察を行っているページを見つけました。

OYONEのページ
LEAFティザー画像
LEAFティザー、別の情報

曰く、パワーメータ(Dレンジ表示のある円弧)の下に航続距離だろう数字が表示されているというのです。
米国向け(気温F、距離mile)と米国以外向け(気温C、距離km)の2つの画像が存在するそうです。
mileとkmで、航続距離だろう数字が同じことから、CGを書き換えるときに数字を変え忘れていたのだと私は推測します。

パワーメータをよく見ると、目盛りの数が増えています。現行モデルのは回生が5目盛りですが、新型の画像だと7目盛りになっています。モーターの出力アップの噂と関係があるかもしれません。

富士山五合目(須走口)から眺める天の川

先日、星空撮影ガイドリーフで富士山五合目まで登れるかを書きました。

今回は、リーフで深夜の富士山五合目まで登り、天の川を撮影してきました。

仕事を終えて帰宅途中、空を見上げると雲一つない晴天。GPV気象予報で富士山付近に雲がでない予想であることを確認し、気象庁の衛星画像から富士山周辺に予報に出ていないような雲がないことを確認して、出発しました。

前回と同じルートで須走口へ。カメラ装備に加えて、フリースとダウンジャケットを携行しました。現地に着いてみると外気温は4度。ダウンを着ていれば手先が寒い程度です。

リーフの上に一脚でTheta Sを立てて撮影した写真がこれです。前方上方に夏の大三角が見えます。
ISO-400, SS-60s.

須走口から眺める星空 – Spherical Image – RICOH THETA


次はX-T2+XF14mmで撮影したもの。

裾野の夜景と天の川。ここに写っているいて座、さそり座のあたりが、天の川銀河の中心方向です。中央やや右下の天の川が広がっているところです。
ISO-1600, SS-30 s.

富士山とリーフ。天気が良かったせいか、同じように星を見に来ている人が何組もいました。
ISO-3200, SS-30 s.

湘南方面の夜景。東名高速が光の帯になっています。
ISO-200, SS-30 s

天の川や星座がどのように見えるか調べるには、国立天文台が無料で配布しているmitakaを使用すると便利です。星名、星座名、星座線などを任意に表示できるのはもちろん、日時を指定して好きな時刻の星空を表示できます。
話が脱線しますが、mitakaは実際の観測データをもとに100億光年彼方までの天体が組み込まれています。時間・空間を越えて全宇宙を飛び回るのは滅多にできない映像体験なので、ダウンロードしたら試してみてください。

2017年新型日産リーフのスペック噂話まとめ

2017年9月6日と噂される新型リーフの発表まで残り3カ月。ぞろぞろと噂が出てきています。

以下に主だった噂話の要点を示します。原文、画像はリンク先を確認してください。

2017年6月5日 新型リーフの噂 NISMO EV ism

情報源は日産社内向けの説明会。ディーラーで聞いたか。

・バッテリーは40kWhになる。60kWhはなし。
・バッテリー製造元はAESC
・モーターの出力アップ (110 kW, 150 PS)
・プロパイロットはセレナより良くなる
・急速充電性能が上がる。30kWhと40kWhで時間変わらない?
・価格帯は現行モデルと同じくらい
・NISMOモデルがカタログモデルになる

2017年06月09日 新型リーフ OYONEのページ

情報源はディーラー。

・スタイルは不明(参考CGあり)
・バッテリーは40kWh
・航続距離は370 km程度
・モーターの出力アップ (110 kW, 150 PS, 320 Nm)
・車重1500 kg
・プロパイロット1.0
・ワンペダルドライブ可能。ノートより減速強い。
・急速充電80%に40分
・普通充電で6kW (200V 30A) に対応
・自動駐車アシスト
・遮音性が良い
・対抗機種はプリウスPHV Sナビパッケージ (366万円)

2017年6月11日 次期新型リーフ公式発表!?来月下旬にも関係者向け試乗開始か 価格.comクチコミ掲示板

情報源は雑誌記事の写真。ネットで見つけたらしい。記事はフランス語っぽいので私は読めません。
内容は上述のもの被っています。「現在までに明らかになってきた新型LEAFの情報をまとめて」いるそうなので、上記情報をもとに書かれているのかもしれません。

・バッテリーは30kWhと40kWh。製造元はAESC。
・現行モデルの24kWhバッテリーは5月末で製造終了
・価格は現行モデル同等
・急速充電性能が上がる。30kWhと40kWhで時間変わらない。
・NSIMOモデルがカタログに追加
・運転支援システムプロパイロット2.0
・自動駐車
・ワンペダル運転
・近未来的インテリア
・7月下旬にマスコミ関係者向け試乗会


以上の噂話とこれまでの噂話を比較すると、以下の点は確からしいのだろうと考えられます。

  • バッテリーは最大40kWh、航続距離は350 ~ 400 km
    過去の情報と合っているので確度は高いです。日産EV開発者への取材とエネルギー効率が現行同等と考えたときに、バッテリー容量と航続距離が対応しています。日産EV開発者への取材では2020年に航続距離 550kmとしていますので、マイナーチェンジで60 kWhモデルを出してくるのでしょう。
    日産がAESCの売却に際して、AESC製のバッテリーを継続調達すると報道されていた点とも対応します。LG化学製になるのは2年後でしょうか。
  • 価格は現行モデルと同等
    補助金を受けて約360万円が目標のようです。40kWhモデルがこの価格になるのでしょう。
    プリウスPHV Sナビパッケージという競合があることから、値段は上げられないでしょう。
  • 運転支援システムプロパイロット搭載 (セレナより機能向上がありそう)
    プロパイロット搭載は公式発表済みです。セレナより機能向上があるか、バージョンが1.0か2.0かは不明ですが、噂話で出ている自動駐車はありそうですね。プリウスにもインテリジェントパーキングアシストがありますし
  • ワンペダル運転
    ノートe-powerにすでに搭載されている機能なので、リーフでやらない理由がないでしょう。

あとは比較可能な過去情報がないので何ともいえません。
ただ、モーターの出力アップはあるかもしれないと思いました。2017年を目処にカルソニックカンセイが「次期リーフ」向けに開発していた電源制御ユニットが130 kWだったので、関連していそうです。電気は素人なのですが、回生ブレーキがモーターを発電機として使うものだと考えると、モーター出力向上は回生ブレーキの強化につながります。これはエネルギー効率の向上につながりますし、ワンペダル運転時の減速が強くなる話とも対応します。このあたり詳しい方は、ぜひ教えてください。
また、モーター駆動ならではの力強い加速を楽しめるようにするという観点もあります。こちらはTesla対策というか米国市場対策でしょう。米国の車は加減速が激しいらしいので。

最後に念のため注記しておきますが、この文章は噂話の寄せ集めです。何はともあれ、公式発表を待ちましょう。

2017年5月

5月の走行距離は464 kmでした。

電費が8.0 km/kWhで4月から改善しました。急速充電時の電気に入り方も早くなって、気温が高くなった効果を感じます。
今月はほとんどエアコンなしで市街地走行のみだったので、5/27までは電費が8.7 km/kWhでした。それが遠出をしたら途端に下がりました。

月額2,699円のEVSPに対して、ガソリン125円/Lとして燃費21.5 km/Lと同等です。

急速充電7回、普通充電0回

最近はブレーキ操作でいかに回生させるかに拘っています。ディスクブレーキと回生ブレーキは、ブレーキペダルの押し込み方である程度使い分けることができます。基本的にはゆっくり踏み込むと回生ブレーキが働くようです。
減速開始から停止までを新幹線のように滑らかにつなげられるか。乗り心地の向上にもつながって、楽しいです。

ふじあざみラインで富士山五合目

須走から富士山の五合目まで上がるふじあざみラインは、登山シーズンになるとマイカー規制が敷かれます。ただし例外がいくつかあって、ゼロエミッションであるEVとFCVは規制の対象外です。2017年から、山梨県のスバルラインでも同様のマイカー規制除外が始まるそうです。

マイカー規制にかからいのはいいけれど、須走口の標高は2,000mもあります。ふじあざみラインの入り口にある道の駅すばしり(NCS非対応、窓口支払いです)で充電したとしても、はたしてバッテリーが劣化した初期型リーフで登り切れるのだろうか。

結論から言うと、登り切れました。外気が冷たいのでエアコンはOFFです。御殿場市街地の気温が23度のところ、五合目の気温は8度。残念ながら厚い雲に阻まれて景色は楽しめませんでした。

こんな天気でも、登山の格好をした人たちがたくさん来ていました。前日は晴れていたので、降りてきているところでしょうか。

五合目の石碑ととともに世界遺産の説明がありました。

登山道方面は全く視界がありません。怖い怖い。

道の駅すばしりが標高830m、五合目が標高2,000m、水平方向の移動距離は12kmです。

道の駅すばしりでの急速充電はお金がかかるので静岡日産自動車(株) 御殿場萩原店で充電して出発しました。

道の駅すばしりに到着した時点で、バッテリーの残量は12.9kWh (167GID)、走行可能距離は92kmでした。

速度制限通りに走って五合目に着いた時点で、バッテリーの残量は6.0kWh (78GID)、走行可能距離は11kmでした。

最後に、道の駅すばしりまで帰ってきた時点で、バッテリーの残量は8.8kWh (114GID)、走行可能距離は57kmでした。

劣化した初期型のバッテリー(私のリーフはSOH81%)でも、80%充電してあれば上まで登れそうです。