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花園渓谷の紅葉

全天球カメラが活躍しそうな場面として、カメラの周囲全体に彩りがある場面が挙げられます。

今回は茨城県北部、花園渓谷を訪れてみました。
あいにくの曇り空でホワイトバランスが微妙なところですが、赤や黄色に染まった世界を楽しめました。

常磐自動車道・北茨城ICを出て、花園神社を目的地に進んでいくと、紅葉黄葉に彩られた渓谷沿いの道路を走ります。
道沿いにある「花園もーる」は駐車場とトイレがある集会所のような建物で、紅葉を求める観光客が押し寄せていました。

花園渓谷の紅葉 – Spherical Image – RICOH THETA

花園渓谷の奥に位置する花園神社。
神社周辺もきれいですが、渓流沿いに登山道を登ると七つ滝が現れます。
私が訪れたときにはすでに落葉してしまって、寒々しい姿をさらしていました。緑あふれる夏の方が見栄えが良いかもしれません。

花園神社 七つ滝 – Spherical Image – RICOH THETA

今回写真は載せていませんが、道中にある水沼ダム周辺は黄葉が大変きれいでした。

Thetaで全天球動画を撮影してYouTubeでシェア

YouTubeに全天球動画をアップロードする方法は公式サイトに書かれています。

PC上でカメラから取り出した動画を変換するだけ。あとは普通にYouTubeにアップロードすればほかの動画と同じように再生できます。おまけに、動画もグリグリ回して見られます。

作例として、神奈川県と静岡県の県境にある矢倉岳山頂付近を登っているところを撮影したものを以下に示します。一脚の先にThetaをつけて、袋に入れたまま担いでいます。視野は適当に合わせてください。

普通のカメラで撮影した動画と違うのが、ほとんどの場合撮影者が映ってしまう点です。作品の中に入ってしまう。撮影者としてはおもしろい点でもあり、難しい点でもあります。

Googleストリートビューへの投稿

THETAの登場で個人でも簡単に全天球画像を撮影できるようになりましたが、考えてみれば見るだけだったら全天球画像もすでに身近な存在でした。

Googleストリートビューをのぞいてみれば、世界中の街並みがパノラマ画像として公開されています。あっちを向いたりこっちを向いたり自由自在。Googleさん、よくぞこれだけ撮りためたものです。

THETAを使えば、Googleストリートビューに自分の写真を簡単に公開することができます。GoogleストリートビューのアプリをインストールしたスマートフォンをTHETAに接続した状態で、ストリートビューアプリから全天球カメラに接続→全天球カメラで撮影とするだけで、あとはアップロードするだけというところまで自動でやってくれます。たとえば、こんな感じに。ストリートビューカーが入れない海や山の景色を記録するにはもってこいの機能ですね。

PCからだと、Googleマップで写真を追加したいスポットを選択して、「写真の追加」(下図赤線枠)から全天球画像をアップロードするだけ。写真を追加できるスポットとそうでないところがあるのですが、理由はわかりません。ご存知の方がいれば教えてください。

達磨山レストハウス

ここで紹介したのは全天球画像をGoogleストリートビューで見られる程度のものですが、画像を連結して本当にストリートビューにすることもできるようです。

たくさんの人々に自分の撮影した写真を見てもらえると思うと、とても楽しくなります。